Griffenの助手Zaneの調査報告
〜黄泉の力Negative Power 第5話〜

Griffenの助手Zane

Mage GuildのGriffenがCrypt事件の調査報告を行うらしい!彼はThe Sorcerer's Delightの2Fにいるとのこと。

と、ブリ2銀のクライヤーが叫び出した。

そう言えば、今日はGriffenとの約束の日だったわね。
なんか最近事件が多くて、すっかり忘れてたわ(笑。

あたしは、すぐに北の魔法屋に向かった。

でも、北の魔法屋の2Fには、Griffenの姿はなかった。

その代わりに、Zaneという人物があたし達を待っていた。

Zane:こんにちは、私はGriffen部長の助手のZaneといいます。
ちょっと部長が多忙で本日こられなくなってしまったので代わりに私が来ました。
で、部長の話では皆さんに調査結果の報告をするということでしたので、若輩ではありますが、私がつとめさせていただきます。
早速ですが、説明をさせていただきます。

そして、Zaneは説明を開始した。

Zane:えっと、まず、Death Vortex発生条件についてですが…ご存じな方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、 過去2回にわたって目撃されたVortexは今までに全て地下空間にて発生しています。
これはVortexの発生条件である負(陰)の念の性質によるものだと考えられます。

Rena:Britain下水とYew地下墳墓ね。
Zane:ええ、そのとおりです。お詳しいのですね。*grin*

Rena:てへ
Zane:わかりやすく言えば、冷気が暖気よりも重たいといった感じです。
冷気が負、暖気が陽に置き換えられます。
部長が言っていったようですが…Vortexを消す方法というのはこの原理を利用して行います。
方法詳細については、これ以上教えることはできません。

PC:陽と負の性質ですね。
Zane:ええ、そのとおり。素晴らしい!

PC:陽の性質による相乗効果ということになるかな。
Death Vortexの発生には隠の他に陽も必要なのでしょう?
Zane:いや、それについてはまだ詳しいことは分かっていません。
ただし、陰に対抗する力をもって、それを封じることは可能なのです。一時的にですが。
Vortexというのものは、我々の調査では負の気の塊という結論に…
おっと…失礼。なんでもありません。

ん?なんで言いかけてやめたんだろう。訝るあたしをよそに、Zaneは話を進める。

Zane:そして、Undeadが活性化している問題についてですが…
これについては既にその数からいって人力を凌駕してしまっています。
つまり召還の域を越えているということです。

Rena:というと?
Zane:現時点において、人が黄泉の住民を手足のごとく操り、召還する術を有していないということです。
ですので、やはりUndeadを操っている人物が闇の眷属であるとしか言えません。
通常であれば、ここまで闇の眷属の力が強まる事はないのですが…
考えられる事は一つです。彼等の力を増幅している何かがあるということです。

Rena:北の墓場のAnkh of Erebusを壊せば、力を弱める事ができるんじゃない?
Zane:そう!墓地にあるAnkh of Erebusです。さすがですね。*grin*

Rena:えへへー
Zane:あれを破壊する事ができさえすれば彼等の力は脆弱なものとなると思います。
ただ…破壊する方法ですが、通常の方法では破壊することは無理でしょう。
やはり現時点では、闇の力にて作られしものは闇の力にて破壊するしか方法はありません。
つまり、どうしようもないと…
部長が現在、その方法について調査を行っています。
ですので、可能性は皆無とはいえませんが、かなり低いとだけ…

Rena:どんな方法?
Zane:すみません。まだ調査中なので…

この時、Zaneにテレパシーが入ったみたい。突如彼の顔色が変わり、後ろを向いた。

Zane:え、あ、はい。ちょっと失礼。

霊界通信はすぐに終り、あたし達のほうに向き直るZane。

Zane:Glennの目撃情報が。
場所は、Decietと呼ばれる場所の最深部のようです。
あそこは確か…Undeadの巣窟…
私は部長にこの事を報告しに研究所に戻ります。
では、足早ですが失礼いたします。Kal Ort Por

そう言うと、彼はさくっとリコールアウトしてしまった。
さて、Zaneはどっか行っちゃったし、あたし達もDeceitに行こうっと。

変わり果てたMage Guildの幹部

ま、最深部ってことはやっぱLv4の通称LL部屋かな?

あたしが直通ルーンでリコールしてみると、

ビンゴ!当たりだ。

Death Vortexの周囲には通常では考えられない量のLichやLLが発生していた。
あたし達が活性化したUndeadを掃除していると、情報通りにGlennが姿を現した。

あれ?微妙に姿が変わってる。
そうか!変な黒いマスクをつけてるから印象が違うのね。

マスクをよく見てみると、a mask of erebus!!

このマスクのせいで、さらにパワーアップしたのかな?
ともあれ、GlennはDeath Vortexに歩み寄ると、あたし達に向かって話しかけてきた。

Glenn:フッ、また貴様らか…性懲りもなくまた邪魔をしにきおったか。
お前達はいったい何の利を求めて我の邪魔をする?何も得るものはなかろう?
それとも貴様らも我が力が欲しいのか?

PC:欲しい。
Glenn:ふふふ、手に入れたとて、貴様らもあやつ等と同じ運命を辿るだけじゃ…

Rena:あやつらって?
Glenn:あやつら…我の実体化に大いに貢献してくれた、欲の深い男どものことよ。
そう…たとえ黄泉の力、負の力を手に入れたとて、陽の力にて生を受けた人間に使いこなすことなどできん。ケケケケケケ。
陰陽のバランスを制御することができず、負の力に飲み込まれ我が眷属となるだけ…

Rena:んな、穢れた力はいらないわ。
Glenn:ふふふふ、この力は絶大だぞ。この世を闇へと飲み込める力があるからな。
我が力の源は貴様ら人間の憎悪、妬み、怒りを始めとする負の念だ。
そう、我を生み出したのは貴様ら人間なのだ…ケケケケケケ。
もはやこの身体も不要となる…ケケケケケケ。
さぁ〜、どうするかね?このまま勝算すらない戦いと続けるのかね?

Rena:あんたを相手にすると言う事は、人間そのものを相手にするという事か…
Glenn:ケケケケケケ、そうか。戦うのかね。ならば、お主らも我が力の一部となるがよい。

そして、Lichを召喚するGlenn。
でも事件を聞きつけて集まって来た勇者たちの前にはLichごときじゃ相手にならない。
速攻で倒されちゃうLich軍団(笑。

Glenn:もし、おぬしらが我が力を望むならば、我を望み、我を受け入れるがよい…
Rena:やだー!

Glenn:うむ。お主等は陽の力に支配される者か。ケケケケケ。
ならば座して我が糧となるがよい!

Rena:ふ、そう簡単にはやられないわ!

Glenn:Angus !Emilio !
Rena:その名前は…

Glenn:汝らに贄を与え給う !あはははははは、あーはははははははは!

AngusとEmillioって確か…行方不明のMage Guildの4幹部!?
そして、Glennが不思議な印を切った直後、姿を現したのは2体の漆黒のLich。

名前は当然、AngusとEmillio!
そう、彼らは既に人間じゃなくなっていたんだ…

人外の魔物と化したAngusとEmillioは問答無用であたし達に襲いかかってきた。

仕方なく応戦するあたし達。
その間にもGlennは喋りつづけていたけどね(笑。

Rena:もう救う方法はないというの?!
Glenn:ケケケケケっ、彼等の贄となって朽ちるがよい。もはやこの身体も不要となる…
もはやこの老人の意志に邪魔されることもなかろう…ケケケケケケ。
しかし、人間如きの制御をするのにこれほどまでに時間が掛かってしまうとはな…

Rena:Glennの意識が残っているのね!
Glenn:さ〜!!我が眷属達よ!存分に暴れるがよい!

でも所詮、もともとは身体の弱いメイジ。この2体の黒リッチはそれほどの強敵じゃなかったのよね。メアの大活躍で1体は倒れ、ほぼ同時にもう1体もあっさりと倒された。

Glenn:ムムム。しょせんはただの欲の深い人間か…
Rena:ふ、もう観念なさい。

Glenn:では、さらばじゃー。

あう、いきなり逃げちゃった。逃げ足ははやいのね。

とりあえず、GlennやAngus、EmillioのことをMage GuildのGriffenに報告に行かないとね。
あたしはブリ北の魔法屋へと飛んだ。

Griffenの追跡調査

あたしが2Fで待っていると、ほどなくしてGriffenが帰ってきた。

Rena:Hello、Griffen。
Griffen:Hello、また入れ違いのようだな。今度は調査すらできなかった。
まいった…展開が早すぎる。我々が1を行おうとすると、やつは既に3に進んでいる。
ああ、Zaneにあったかね?

Rena:ええ。
Griffen:では、彼から調査報告は受け取ったかね?

Rena:ああ、口頭で聞いただけだから、文書にしておいていてもらえるとうれしいわ。
Griffen:文章?

Rena:ええ、文書の形で残してくれれば、今日話を聞けなかった人も、事件の様相がわかるでしょ。
Griffen:ふむ、なるほど。努力してみよう。

Rena:おねがいね。
Griffen:しかし、できることならば内密で進めたい事項だな。
こんな事をBritannia中に広める訳にはいくまい?

Rena:あ、そうか、危険だもんね…
Griffen:ああ、混乱が起こる可能性もある。
それに、Masterに内密で事件を調査しているのでな。私の命が危なくなる。

Rena:Percivalのこともあるしね…
Griffen:ああ、彼のように処刑されるおそれはある。
Zaneは留守番してもらっている。彼よりも私の方がこの件については詳しいしな。

Rena:そうそう、行方不明の4幹部のうち二人は見かけたわよ。
Griffen:おおお、どこでだ?

Rena:彼らは死んだわ。
Gliffen:死んだ?やはり殺されていたのか?

Rena:DeceitのDeath Vortexの所でGlennが召喚したの。黒いLichiとしてね…
Griffen:Glennが召還?黒いLich?

Rena:ええ、彼らは既に人間じゃなかったの…
Griffen:Hmmmmm…これもNegative Powerに携わったものの末路ということか…

PC:AngusとEmilioだったかな。.
Rena:そう、その二人よ。
Griffen:AngusとEmilioか…彼等については、やはり疑わしい部分が多々あった。

Rena:おそらく、残りの二人も人間じゃなくなっていそうね…
Griffen:そうかもしれんな。残るはErskineとGarnerか。
私も彼等と同じようになってしまうかもしれんな………

Rena:ええっ?なぜ?
Griffen:私もNegative Powerに携わりしモノの一人だから…

PC:…他に関わっている人間はいないのか?
Griffen:行方不明の4人、Weylin、Percival、そして、私、Griffenの7名だ。
他にはいない。Zaneは関わってはいない。あくまで私の助手だからな。

Rena:まともに生きているのはGriffenだけなんだ…
Griffen:そういうことになるのかもしれんな。だが、私の命もそう長くはないだろう。
少々、Vortexに関わりすぎてしまった。

Rena:でも、Negative Powerの研究って、謎の現Guild Masterの指示かと思ってたわ。
Griffen:指示を出したのはGuildmasterだが、それを率先し、実行についていたのがAngus、Emilio、Erskine、Garnerの4名だ。

Rena:なるほど。
Griffen:私は幹部といっても下っ端なので、彼等の命令にはさからえんのだよ。
彼等4名がGuildにいないからこそ、内密の調査が可能になっているというありさまだ。

PC:あなたは幹部4人と一緒に研究していたわけではないのか?
Griffen:ああ、直に携わってはいない。私の担当はDeath Vortexの調査だ。
さて、私はDeceitに赴いて、調査をしなくてはならない。
また、何か情報があったらお知らせする。あ、そうそうまた、その逆もお願いする。
では、Kal Ort Por

そして、姿を消すGriffen。
でも、あたし達も興味本位でついて行く事にする(笑。

Griffen:先日、Cryptで発生したものと同型か。

PC:これはいったいなんなのです?
Griffen:これはDeath Vortexだ。人間の憎悪、妬み、怒りを始めとする負の念だ。

Rena:人間の負の念がUndeadを活発にするの?
Griffen:うむ。

その時、LichやLLがいきなりSpawn。
いきなり襲われるあたし達。

Griffen:ここは非常に…危険だな。撤去に支障を来すな…まいった。

PC:消せるのか?
Griffen:消すことは可能だ。多少時間がかかるがな。

PC:その方法は?
Griffen:それはいえん。提供できる情報と、そうでない情報というモノはあるのだよ。

PC:今すぐ消してくれるのですか?
Griffen:いや、今は調査の段階なので、この場で消すことは無理だ。準備というものがあるし

PC:あの杖は何?
Griffen:杖?私は杖などもっていないぞ。

PC:Glennが持っていたんです。
Griffen:ああ、そういえばこの前もそのような事を言っていたな。

Rena:人間の負の想念か…
負の心を持っていない人間なんていない…私達に勝てるの?…

Griffen:わからん。
人間の存在そのものがある限り無理なのかもしれないな…
負の念を抱かない人間など赤子以外にはおるまいて…

重苦しい沈黙があたし達を包み込む。それを振り払うかのようにGriffenが口を開いた。

Griffen:さて、私は本部に戻ってVortexの消去の準備に取りかかるとするよ。
ではな。十分、気をつけたまえ!Kal Ort Por

そして、今度こそGriffenは姿を消した。

ブリ2銀に戻ってくると、クライヤーが事件の終結を叫んでいた。

どうやらGlennというMageがUndeadの活性化に関係しているらしい!
GlennというMageについての情報を求む!なお、Deceitは平常に戻った模様。

やっと少しずつ事件の全貌が見えてきたかな。
でも、まだまだわからない事は多いし、新たな謎もでてきた。

残り二人の幹部の行方(たぶんLichになっている)。
現Guild Masterの正体とその目的。
Glennの身体をのっとっているモノ(Erebusかな?)の目的。
もうGlennの身体は用済みのようなことを言ってたけど…

それにしても、Death Vortexが「人間の憎悪、妬み、怒りを始めとする負の念」だったとはね…そして、これこそがGlennの身体をのっとっているErebusの力の源…

こんなとんでもないヤツにあたし達は勝てるのだろうか…


  

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