命の重さと使命の重み

Britainから来たLouice

今日の話は、まだReaperが各地に沸きまくって伐採作業に忙しかったころのお話です。

そう、あれは今日の伐採作業も終って、Reiliaxのオフィスで一息ついていた時かな。
一人の戦士がTrinsic倉庫街にやってきたんだ。

こんなところに騎士が来るなんて珍しいこともあるもんだと、さっそく見物に行くことにするあたし達。

Britainからやってきた騎士Louice。

Rena:Hello。
Louice:何か用かね?

話によれば、この騎士はBritainからTrinsicへ任務でやってきたらしい。
Louiceは、暇そうにしているあたし達を見て、ある仕事を依頼してきた。

Louice:そうそう、暇なら頼みたいことがある。こちらの用事だ。
暇が無ければ結構。

Rena:何?
Denev:きいてから考えるわ
usio:ひまです
Louice:なに、簡単な話だと思うが。
Britainにいる私の知人がちょっと困ったことになっていてな
手を貸してくれる人材を探している

Rena:何をすればいいの?
Louice:詳しい話は、本人から聞いてくれ

usio:名前と居場所は?
Louice:名はSamuel。Blue Boarの川向に住んでいるはずだ
あとは本人から聞いてくれ。私はTrinsicの仕事が忙しい

Denev:いってみるわ
Louice:良かったら頼む

Denev:それではいってみます
M.long:まあ、とりあえず会いに行ってみましょう
bruise:わかった
Louice:それでは、仕事に戻らねば

こうして、Louiceは仕事に戻り、あたし達はBritainへと向かった。

錬金術師Samuel

Blue Boarの向かいの民家へ行くと、一人の錬金術師が困り果てていた。
あそこって空き家じゃなかったのね(笑。

新薬を盗まれて困り果てているSamuel。

Rena:hello
M.long:こんばんは
Denev:こんにちは
Samuel:なんだい?騒々しい。寝室まで入って来ないでくれないかな〜

M.long:突然お邪魔してすいません。
Denev:あなたの友人に頼まれて、困ったことになってるときいたので
Samuel:なんで知ってるのかな?困ってるって

Denev:友人に聞きました
M.long:Louiseさんに、ね。
Samuel:ああ、そう。そういうことね。それは有り難い

usio:忙しいから僕たちにって
Samuel:うん。急いでるんだ。人数も手ごろだね。頼んでいいかな?

Denev:まだ引き受けるとも決めてないので、とりあえず内容を聞きたいのですけど
Rena:内容によるわ
Samuel:ああそうだねそうだね
実は…実は、私は世紀の大発明を成し遂げたのだよ…わははは!

Denev:は…はぁ
Samuel:…ああ、それはどうでもよかった。まあ大発明には変わり無いのだがね。
実は、私の開発した新薬のサンプルが泥棒に持ち去られてしまったのだ。すぐに気付いて、追いかけたのだが、賊はDespiseの中に逃げ込んでしまったのだ。
残念ながら私には危険過ぎて進むことはできない。だが、君達なら楽勝だろう。

M.long:この人数ならなんとかなるでしょ。
Samuel:そうだね。大勢で包囲してもいいんだけど、賊を刺激したくないんだ。目的はあくまでも新薬のサンプルの回収。

M.long:ふむ
Quaz:どんなやつでした?
Samuel:ええとね。そうそう、若い娘だったかな

usio:コロン?w
M.long:…ほーっほっほっほとか言ってなかったかな。ひょっとして。
Samuel:いやー走り去るところしか見てないよ

Rena:薄緑のドレスを着て紅い帽子かぶってなかった?
Samuel:うーん、見たところだと町娘風だよ。とってもふつう。

usio:単独でしたか?
Samuel:うん、一人。中でどうなってるやら…

Quaz:薬というのはひょっとしてほれ薬とかぁ?
M.long:その新薬は危険なものではないのかな。取り扱い方法とかに注意は?
Samuel:新薬はな、画期的な治療薬さ。
今まで諦めるしかなかった病にも効果のある、凄い薬だ
あれが実用化されれば、どれだけの人が救われるかわからないね
とーっても大事なんだよ。役立ちっぷりは保証するよ

usio:それを盗んで一儲けってことかな?
Quaz:難病の妹がいるとか…
Samuel:さあ、賊の目的は知らないけど。
とにかくお願いしたいのは薬を取り返して欲しいの
よろしくたのむよー

Rena:報酬は?
Samuel:報酬はね。そうだね
もちろんはずむよ。薬の重要性を考えればお安いご用さ。期待しといて

Rena:期待してるわ
Samuel:あのサンプルが無いと、薬の量産ができないのだよ。
よろしく頼むよ。出来るだけ早くね。

usio:敵の規模とかわかるかな?
Samuel:うーん、盗んでいったのは一人だったよ
Despiseの入り口までは追いかけたからね

usio:他は見てない?と
Samuel:うん、一人で入っていったね

Denev:中で死んでそうだけど
Samuel:そうだね。死んでるかもね。心配なくらい無謀だね
まあ、私は薬さえ帰ってくればいいので、それは考えないけど
とにかく薬を持ちかえってくれればいいの

M.long:まあ、モンスターに奪われでもすると厄介だ。
とりあえず急いだ方が良さそうかな。
Samuel:じゃ、頼んだよ

Rena:んじゃ、さっそくデスパイズ行きましょうか。Vas Rel Por。
Samuel:見つかったらまたここに帰ってきてね

というわけで、DespiseへGo!
今回は状況とか全部しゃべってくれてるから、書くことないや(笑。

使命か生命か・・・

Despiseを探索すること数分、賊はLv2の西端の小部屋で発見された。

新薬を盗み出したCordelia。

Cordelia:誰?
Rena:見つけた!

Cordelia:え?
Rena:そーね。薬を返してもらいましょうといえば、わかってもらえるかしら?

突然、押し寄せてきたあたし達を見てきょとんとした顔をしていたCordeliaは、あたしの言葉を聞いて一気に警戒した表情になった。

Cordelia:……出てって。こないで。
Rena:そういうわけにもいかないの

Cordelia:何よ、あなたたち。ずいぶんね…大勢で。帰って。

Denev:さて、薬を返してもらいましょうか
Cordelia:いや。

Denev:返してもらったら、かえるわ
Rena:開発中の新薬なんて盗んで、どうするつもりなのよ
Cordelia:いいから帰って

Rena:とんでもない副作用があるかもしれないじゃない
Cordelia:なんだっていいでしょ。そんなの関係無いでしょ。帰ってよ

Rena:これも依頼だからね。そういうわけにもいかないの
Cordelia:…そう。あの錬金術師ね。お願いだから見逃して。
薬を返すわけにはいかないの

Rena:どうして?
Cordelia:どうしても。

Denev:なぜ?
Rena:何か事情がありそうね
M.long:……ふむ。見たところあなたは山賊でも盗賊でもなさそうだ。
Cordelia:そんなのどうだっていいから、帰ってちょうだい

M.long:事情があるのなら話してくれないだろうか。
私たちに出来ることがあるかもしれない。
usio:言ってくれればどうにかなるかも
Cordelia:だったら見逃してよ。
できることは、このまま何もせずに帰って。それが嬉しい…

Rena:だけど事情を話してくれないことには、なっとくできないわ
Cordelia:この薬が必要なの。それでいいでしょ

Denev:よくない。ならその薬を返しなさい
orby:持ち主はあなたじゃないでしょう
Cordelia:いやよ

Denev:そうすれば量産できるようになって、それを買えばいいじゃない
Quaz:その薬を待ってる人がいる。たくさんの人だ!
Cordelia:…そんなの待ってられないの。お願いだから、帰ってってば

usio:やっぱり、だれかを助けたいんだね。誰を助けたいの?
orby:だれか急を要する人がいるのか
Cordelia:そうよ。だからこの薬が絶対必要なの
だから見逃してよ、お願いだから。

orby:だからといって見逃すわけにはいかない
Cordelia:悪いことだって分かってるわ、でも…

Denev:でも?
Cordelia:どうしても薬を取り返すつもり?刺すわよ。本気だからね

かなり切羽詰ってるCordelia。何やら訳ありみたいだけど…

そう言うと、戦闘態勢を取るCordelia。
何か薬を欲しがる理由があるみたいだけど、彼女はこちらの話をぜんぜん聞いてくれないのよね〜。

Rena:そうね。それじゃあ、こうしたらどう?
私達もその人のところに連れて行ってよ

orby:錬金術師に相談してみる?
bruise:報酬はずむって言ってたよな。その薬というのは?どうかな…
Cordelia:何を言ってるの?

bruise:う〜ん。。。
Cordelia:さあ、帰ってってば

M.long:……あなたも急を要するようだ。
ここでいつまでもこうしてるわけにもいくまい
Cordelia:そうよ。だから、はやくどっか行ってよ

M.long:かといって、私たちは見逃すつもりも、ない。
orby:とにかくその病人に効くかどうかもわからないんでしょう?
Cordelia:つまり、薬を返すまでこうして逃がさないということね・・・

usio:そういうことになっちゃうよ。だからさ
Cordelia:…

Quaz:お互いのことを考えてるのだが…
M.long:私たちは納得できないんだよ。
とにかく、その人の様子を確認するのが先決じゃ、ないのか
Cordelia:薬をすぐに持って行くのが先決よ。だからどっか行ってよ

usio:いっしょにはいけないのか?
Cordelia:時間がないの

Quaz:魔法は試したのか?この中にはレベルの高い魔術師もいるぞ
M.long:移動にも時間がかかるだろう。ゲートの魔法を使えるものもいるんだ。
usio:一緒に行っても早さは変わらんぞ。ついていくのはいいだろう?
Cordelia:どうしても逃がさないつもりなの?

Denev:納得できないからね
orby:今のままならね
Cordelia:何を納得するのよ!

usio:そら盗人の言い分さ。それなりのことをしてるんだから
orby:必死なのはわかるが、落ち着きなさい
Cordelia:……そんな時間ないの

Quaz:時間ならもうかなり過ぎたはず
Cordelia:そう…わかったわよ。

usio:わかってくれたか
Cordelia:どうしても帰ってくれないのね。
そうよね、悪いのはこっちだもんね。わかったわよ

そして、Cordeliaは投げやりな調子で背後にある樽を指差した。

Cordelia:………薬はそこの水桶に入れてあるわ。持ちかえればいいわ
Quaz:いや、そうじゃない
orby:困ったな

その後、Cordeliaは一言つぶやいて懐に手を入れた。

Cordelia:ごめんね…Earl

ちゅどおおおおん!!

いきなり爆死してしまうCordelia。

M.long:げ
orby:あぁ
usio:うが

な、なんでいきなり爆死?
突然の展開に呆然とするあたし達。

だけど、死んでしまったものは帰っては来ない。
もっとも、あたし達はすぐに帰って来れるけど(笑。
仕方なく新薬のサンプルを回収して、Samuelの所に戻ることになった。

後味悪い結末

Samuelの家へ行くと、彼は寝室でくつろいでいた。
わらわらと寝室へなだれ込むあたし達。

Samuel:あああ、また勝手に寝室に…

依頼は達成したけれど…

Samuel:あ!薬あったの?

usio:EARLというのを知らないか?
Samuel:Earl?知らないけど。犯人?
ね、薬は取り返せたんだね?

Quaz:薬だけはな
M.long:薬っていうのはどんなものかな。錠剤?
Samuel:いや、瓶に入った液体だけど。みつかった?

M.long:量は?
Samuel:まだサンプルだから、一杯分がせいぜいかな
で、みつかったの?

犯人であるCordeliaの末路を知っているあたし達は、薬のことしか考えてないSamuelの様子に思わず顔を見合わせてしまう。

Quaz:…
M.long:うーむ
Samuel:…あれ?なかったの?うーん、どっちなの??

M.long:ま、それらしきものがあるにはあったんだが…これは何の治療薬なのかな
Samuel:お、あったんだね!で、薬はどこ?
最初にも言ったけど万能薬だよ
今まで効果が無かったような病気にも、きっと効果があるはずさ

M.long:そうか…これかな。
Samuel:どれ?

M.long:これでいいのかな?(薬を渡す)
Samuel:おおおお、みつかったんだね。ありがとう!

薬を受け取り、満面の笑みを浮かべるSamuel。
その後、あたし達は薬泥棒の犯人Cordeliaの話をSamuelに語ってみた。

でも、SamuelはCordeliaに面識もないと言う。
悲劇の死を迎えた彼女を説明しても、いまいちピンと来ないみたい。

もうすっかり薬のことで頭がいっぱいって感じだ。
まあ、大勢の人を救おうとがんばってる意気込みは十分伝わって来るんだけどね。

なんだかやり切れないなぁ・・・

結局あたし達は、Samuelから約束の報酬を受け取り、家路に着くことになった。
ちなみにSamuelは、

Samuel:うし、頑張るぞお

と気合を入れて研究に戻ったのだった。

まったく、使命は達成できたけど後味の悪い結末だったわ。
CordeliaはEarlという難病の人を救おうとして薬を盗んだみたいだったけど、結局死んじゃったしね。
あの時点では、盗人が逃げようとしてついた嘘とも考えられたしなぁ。

信じて見逃してあげればよかったかな。

おまけ

その後今日のイベントについて反省会というか雑談をしていると、突如Louiceがあたし達の前に姿を現した。

Louiceは開口一番。

Louice:Ending 8:結構bad
不幸なことが多いね。しかも主張が弱いね。

ぐお…8:結構Badって…
じゃ、10種類くらいあるのかな?って聞いてみると、

Louice:10では効かないけど、まあ、プレイ次第かな。行動次第で良くも悪くもなるよ
結局、君らが追いこんだんだから、恨みっこ無しよ。では、ごきげんよう。

そしてLouiceは去っていった。

それにしても、10以上もあるマルチエンディングだったとは(笑。
UOならではのTRPGっぽいイベントでした。

今度こういうマルチエンディングのイベントがあったら、ぜひともグッドエンディングにもっていきたいなぁ。


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