げに恐ろしきは女の戦い?!
〜召還秘薬Orcish Cheese 第16話〜

観察するColon

Trinsicの北にモンスターを産むリーパーが発生しています。冒険者の方々は気をつけてください。

お、最近リーパー騒ぎもなかったと思ってたけど、久々の伐採作業ね。
今日の伐採場所はTrinsic北か…着実に地上に広がっているなぁ。

とりあえず、馬を預けて伐採作業に行かなきゃね。
毛に種がくっついて繁殖しちゃう。

今日の発生場所はTrinsic城壁の北西だった。
最近のリーパーはコープサーを介することなく分裂できるタイプになっちゃったみたい。

現場にはリーパーとリーパーが召喚した雑魚軍団しかいなかったわ。

とりあえず見えた敵から倒しまくることにする。

でも、なーんかおかしい、倒しても倒してもキリがないのよね。

前はリーパーの繁殖能力の限界を越えて力押しで倒しまくってもなんとかなったのに、今回はいったん繁殖が収まったと思ったら、また復活して繁殖し始める。

と、倒されたリーパーに駆け寄る見慣れた人影が…

Colon:Vas An Corp

げ、なんか変だと思ったらColonがリーパーをレスしてる!

Rena:何やってるのよ、Colon!
Colon:うふふふ、もう少しデータが欲しいのよ。おほほほ。*観察*

と、戦っているあたし達を観察し始めるColon。
奇妙なことにColonが復活させたリーパーは、特定の敵しか産まないみたい。
まずはオーガ軍団を産むリーパー。でもさくっと一掃される。

Colon:オーガではだめね。

そして、次にColonが復活させたリーパーはトロル軍団を産んだ。
でもトロルごときじゃあたし達の足止めにすらならない。
やっぱりあっさりと一掃されるトロルたち。

最後はリッチ軍団を産むリーパーを復活させて、Colonはどこかへ消えちゃった。
リッチはオーガやトロルと違って魔法を使うから多少やっかいだけど、銀武器に致命的に弱いからね。
これもほとんど犠牲者もなく一掃された。

う〜ん、Colonは何をやりたかったのかしらね…

サンプルを集めるReiliax

Colonが去った後、入れ替わるようにReiliaxがやってきた。
どうやら頃合を見計らってサンプルを取りにきたみたい。

Reiliax:どれどれ…*GABU*
*mosya*
*mosya*
*mosya*
*mosya*
*kokun*

そして、サンプルを食べ、飲み下すReiliax。
お腹壊さないのかしらね。

Reiliax:?!チーズの痕跡が…Colonが来たと言っていたね。

Rena:Colonがチーズを使って召喚したのかな。
Reiliax:そうかもしれない。おそらく、僕の予想では自然発生した古代のリーパをチーズの力で強化したのだとおもうよ。

と、その時向こうからデカ蛇が…

Reiliax:ぎゃあああ!

相変わらず逃げ足はやっ!Reiliaxは一瞬にしてどこかへ消え去った。
やっぱここはオフィスに逃げたのかな?行ってみよっと。

あ、いたいた。

Rena:相変わらずたいした逃げ足ね。
Reiliax:しかし、コロンがリーパーを利用しようとしてるとすれば、なんとしても、リーパーを静めなければ…
よし、こうなったらCW(Cold Wind)を操るしかない。

PC:操れるの?
Reiliax:しかし、それには呪文の言葉が必要だな…ボクには分からない高等な呪文なんだ。かなり、高位なメイジなら分かると思うんだけど…

Rena:知ってる人に心当たりない?
Reiliax:なくもないんだけれど…
ドール…いやコロンは、昔からメイジが高かったら。

PC:Colonはどうやって解読したんだろう?
Reiliax:何かの書籍でみつけたんだろうね

Rena:ドール?
Reiliax:コロン・ドール…フルネームだね。
Rena:あ、そんな名前だったっけ、すっかり忘れてたわ。

Rena:ライキュームに古文書とかないかなぁ。
Reiliax:あったとしても、コロンがすでに…

Rena:な、なるほど…
Reiliax:昔から、情報の共有が嫌いだったからね。
とにかく、呪文をききださないとどうしようもないようだね。

PC:コロンのアジトとかに心当たりは?
Reiliax: う〜ん、あるんだけれども、ちょっと事情があってね。
あの娘にはあいたくないんだよ。*niko*

Rena:あの娘?
Reiliax:コロンには、殺されたこともあるし会いたくなくてね。
自分のものにならないものは、すべて消そうとするから、怖くてね…

と、Reiliaxはいきなり立ち上がって逃げ出した。
原因は一人のテイマーがメアから降りたこと(笑。まったく怖がりなんだから。

Reiliax:野生化したのかと。

どうやら心臓が止まっていたらしい。

Reiliax:あ…動き出した…よかった。*niko*

PC:一応アジトに心当たりはあると?
Reiliax:あるよ。コロンのアジトは銀行前の建物なんだよ。ただ、大抵はいないようだよ。

PC:隠し部屋とかは?
Reiliax:そこまでは知らないな…
さて、なんとか、コロンから聞き出す計画をかんがえないと…
研究所で明日ゆっくりかんがえてみるね。それでは、おやすみ。*niko*

Rena:私達も考えておくわ。
Reiliax:ありがとう!

Rena:おやすみ。*どきどき*
Reiliax:huaaa

そして、Reiliaxは前のめりに倒れこむように眠りに入った。
最近ネタがきれたのかしらね(笑。

Reiliaxと別れた後、あたし達はColonのアジトを確認しに行った。

Trinsic西銀の向かいの建物、どうやらここがColonのアジトに間違いなさそうね。でも今日はいくら待ってもColonが帰ってくる気配はなく、あたし達も帰って寝ることにしたのだった。

Cold Windを操る呪文

その翌日、またもリーパー発生という情報が飛び込んできた。
今日の伐採はDeceit Lv3のリッチ部屋。

あたし達が順調に伐採作業を続けていると、またもColonがやってきて邪魔を始めた。

Colon:*チーズのかけらを与えた*

今度はオーガにチーズを与えてる…
チーズを与えられたオーガは強さ的には普通のオーガと一緒だった。
でも倒された後が普通のオーガと違った。

なんとそのオーガが倒れた直後、2体に分裂して復活したんだ!
しかもオークやエティンのおまけつきで!

でも、分裂能力はそれほど高くなかったみたい。ひたすら力押しで倒しまくると、すぐに分裂能力の限界が来て、それ以上増えることはなかった。

Colonはその後、2、3匹のオーガにチーズを与え、さらにリーパーまで召喚していた。

Colon:光の闇をこちらに引き寄せよ。

という呪文と共に出現するリーパー。

Colonは、あたし達が追いかけるとすぐに逃げてリコールしちゃう。
ほんと何をしたいのかよくわかんないわね…

しばらくColonと追いかけっこをしていると、いつのまにかリーパーたちは一掃されていた。
と、その時、

????:ぎゃああああああああ。

通路の向こうから、聞き覚えのある叫び声が(笑。あれはReiliaxね。
急いで追いかけたけど叫び声の主は見つからない。
もう帰っちゃったのかしら。

Reiliaxのオフィスに行ってみることにする。

案の定、Reiliaxはオフィスに戻っていた。

Rena:Hello
Reiliax:おや、ひさしぶりだね。ハァハァ。

Rena:さっきDeceitに来た?
Reiliax:いったよ。サンプルをとりにね。そりゃもう勇敢に戦ったよ。

Rena:あ、やっぱり。聞き慣れた叫び声がしたと思ったわ。
Reiliax:雄たけびといってほしいね。*niko*

Rena:ごくろうさま。で、何かわかった?
Reiliax:いや、とれなかったんだ。*sob*

Rena:誰かもってきてないかな?
PC:いまからでもとれそうですか?
Reiliax:もうおそいかな…

Rena:今日もColonが来てたわ。
Reiliax:しかし、コロンはなにを企んでいるのだろう。
昔から、考えることが極端でわからない娘でね。なにか、研究しているのかな?

PC:…。あれ?昔からの知り合いでしたか。
Reiliax:!

Rena:なんで貴重なチーズを無駄遣いしてるんだろう…
Reiliax:そうだね。貴重なチーズを使うくらいだから、なにか、とてつもないことを企んでいるのいるのかな?ちょっと、様子を見に入ってみよう。

そして、オフィスから出るReiliax。

Reiliax:韋駄天ダッシュ(プラチナ)
Rena:はやっ!

なんか逃げられたような気がする…
昔からの知り合いかって言われて、ちょっと動揺してたわね。何かあったのかしら?

Reiliaxを追いかけてデシートに行ってみたけど、彼の姿はどこにもなかった。
んじゃ、Colonの方を張り込んでみようってことで、昨日目星をつけたアジトの家に行ってみることにする。

アジト候補の家にリコールした瞬間、なんとColonと鉢合わせするあたし。

慌ててハイドしたけど、やっぱばれてたみたい。
すぐに逃げ去っちゃった。

そのままハイドしていると、すぐに玄関にColonは戻ってきた。

Colon:まったく、どうしてここが?

あたし達がハイドしているのに気がつかず、家の中に入って来るColon。

と、その時あたしは気絶(涙。
次に気がついた時には、アジトの寝室でみんながColonを取り囲んでいる所だった。

さて、ここからどうやってCold Wind召喚&操作の呪文を聞き出すべきか…

Colon:なにか?

Quaz:聞きたいことが。
Colon:聞きたい事?わたくしは、もう寝ますのよ。
そんなに長くは協力できませんわ。

Quaz:俺は寝ないから大丈夫
Colon:(男のQuazさんを見て)男?おほほほほほ。男なんて僕でしてよ。おほほほ。
すぐに、みな男は私の奴隷になるわ。
女は…そうねぇ。ヒスロスにでも詰め込んどきましょうか。おほほほほ。

Denev:なんですってーーーきいい!
Colon:さて、もういいかしら?いくわよ。

PC:ここはコロンのいえ?
Colon:ここは、別荘のようなものね。
むかし、仲のいい友達と暮らした思いでの場所でしてよ。
なのに、彼は私を裏切った…

Rena:彼?誰よ?
PC:それはレイリアとかいいませんか?
Colon:おほほほ、口が過ぎたようですわ。

やっぱりColonが世界征服を企むきっかけとなったのは失恋だったか。
相手はReiliaxかもしれないけど、口を割りそうにないわね。

Colon:さあて、ねましょうか。よろしい?

おっと、まだ寝せるわけにはいかない。慌てて質問するあたし。

Rena:で、貴重なチーズを使って、何をたくらんでるの?
Colon:簡単よ。世界を混沌に陥れて政府を転覆。私の王国を作るのよ。
おほほほほほほ。

Denev:そのわりにはやってることがせこいような。
Rena:ふ〜ん。あんまりチーズを使うとCold Windすら召喚できなくなっちゃうんじゃないの?
Colon:ふん、CWなんて朝飯前よ。

Rena:へ〜、じゃあ、やってみせてよ。
Colon:おほほほ、ソノ手にはのらなくてよ。
私はサンドワームで世界を変えてやるわ。

Denev:それは、Cold Wind召喚できないってことね。
Colon:あなたたちが聞きたいのは呪文でしょ。おほほほほほ。
だれが教えるものですか。おほほほほ。

Rena:ふん、そんなこと言って、ほんとはわかってないんでしょ?
Colon:なに!
Denev:所詮リーパーがいいところ。
Colon:…と。あぶないあぶない。おほほほ。

Rena:ほんとに知ってるなら、実際召喚して見せなさいよ
PC:そうだそうだ。
Colon:おスキにおいいなさい

Rena:確か…「光の闇をひきよせん」だったかしら?
Colon:それは、ちがうわね
PC:なぜわかるの?
Colon:私はね、これでも古い呪文を極めたのよ。そのくらい知っていて当然だわ。

Denev:そんなものをどこで極めたのでしょう。わたしも習ってみたいですね。
Colon:おほほほ、教えるわけないじゃない。これだから、女は油断できないわ。
ヒスロスじゃなくて、Wrongの牢獄にでも詰めとこうかしら

Denev:きいい!
Colon:おほほほほ。

なんとかCold Wind召喚まで話を持って行くことに成功したけど、残念ながら挑発には乗ってこなかった。
というわけで、次の作戦は男性陣によるおだて作戦!(笑。

PC:いや〜、そんなすごいことわかるんですね。さすが!
Colon:あら、あなた、わかってるじゃないの。

PC:はい、もちろん。そんなことできるのころんさんだけですよね〜。
Denev:う…うらぎるき!?
Colon:いいわ、世界を手に入れたら世界の半分をあげるわよ。

PC:それよりも、 CWみてみたいな〜。そしたらついていきます!
Denev:そこまでおちたのね!

Colon:(手のひらを返したように)おほほほ、あまいわよ!*bisi*
PC:いたい!
Colon:ふん、みえみえなのよ。

あ、ビンタされちゃった…おだて作戦も失敗か…

Colon:じゃ、そろそろいいかしら?

と、寝ようとするColonを必死に引きとめようと挑発を繰り返すあたし達。

PC:ま、召還出来ても制御出来なければ同じだけどな…所詮この程度なんだろ。
Colon:この程度とは言ってくれるじゃない。でも、おしえないわよ。

PC:召還するだけだったら俺達にだって出来るさ。
Rena:そ〜ね、召喚してCWの最初の犠牲者となるのはColon自身かもね。
ほーーほほほほ。
(注=挑発のための演技よ、演技!)
Colon:おほほほほ、どっかの、おばかさんのようなことはしないわよ。おほほほほほ。

PC:だれそれ?
Colon:名前は知らないけど、チーズを使ってリーパーを召還し、ご自分がエサになったチーズハンターのことよ。おほほほ。

Denev:制御できる自信なんてないんでしょ?
Colon:そうかもしれないわね。おほほほほ。

Denev:CWの呪文なんてほんとはしらないんでしょ?
Colon:そうね。知りませんわ。おほほほ、そろそろベットに入っていいかしら?

この辺からColonの様子がおかしくなり始めた。おそるべしDenevさんの口撃!

Denev:ころんも、たいしたことはなかったようね。
Colon:あなた、すきかっていうじゃない!*bisi*
あなた、世界を手に入れたら、BANK前で貼り付けにしてあげるわね。
おほほほほほ。お〜〜〜〜〜ほほほほ。

ビンタをされようが、おかまいなく挑発を続けるDenevさん。
ここまでくると、もー誰も口を挟めない。あたし達は、はらはらドキドキしながら二人のやり取りを見守った。

Denev:無理ね。召還も制御もできないようじゃ、あなたに何ができるの。
Colon:き〜!いうわね!

Denev:そうやってここで騒いでいるがいいわ。
Colon:そこまでいうなら、教えてやるわ。

Denev:知らないんでしょう?
知らないものを教えれるのかしら。ほらいってごらんなさい
Colon:おしえてやるわよ!まってなさい。*Open Book*

やった、挑発成功!
必死にColonはページをめくって呪文が書いてある場所を探している。
でも怒りに手が震えているのか、手間取っているみたい。なかなか呪文を唱えない。

Denev:どうしたの?言い訳考えても遅いわよ。

Denevさん、もう絶好調!

Colon:いくわよ!
「天地と精霊と風の主よ!我が名において、雪と力をわが手中に!
光と闇の精霊よ。古代の主に導かれよ。寒さの力を示さん。
OMWAESWOSOMWAESWOSOMWAESCOM 」

やった、ついに呪文を聞き出せた!
あたし達にひっかけられそうになってるって気がついていたにも関わらず、やっぱり引っかかる所がお間抜けね。
Denevさんの口撃で完全に頭に血がのぼっちゃったかな?

Colon:いえたでしょう?
おほほほ、おほほほ!おほほほ!おほほほ!おほほほ!おほほほ!おほほほ!
おほほほ!おほほほ!おほほほ!おほほほ! おほほほ!

あたし達にひっかけられたとも知らず、一人勝ち誇るColon。あ〜やかましい!
でも呪文を唱えたのに、Cold Windは姿を現す気配がない。

Rena:何も出て来ないわね。
Denev:それが本当だなんて証明できるのかしら。
Colon:やってみればよろしいでしょう。
わざわざチーズをもってとなえるほどおばかでわなくてよ。
おほほほ。おほほほ。おほほほ。
それじゃ、これでねるわよ。おやすみなさい。

そして、別れ際、Colonの気が緩んだ瞬間を見計らい、あたしは一つカマをかけてみた。

Rena:あ、そうそう。
Colon:おほほほほ〜、何よ?

Rena:Reiliaxとはなんで別れたの?
Colon:そ…そんなことはあなたにかんけいないわ!おやすみ!

Rena:ほほほ、おやすみなさい。やっぱひっかかったか。

どうやら、Colonの昔の男はReiliaxで間違いなさそうね。
Reiliaxにその話を聞いてみようとオフィスで待ったけど、今日は帰ってこなかった。
今度会ったらぜったい聞かなきゃね。

それにしても、今日はDenevさんが大活躍だったな〜。
おかげでCold Windの呪文が聞き出せたわ。
これで古代のリーパーも一掃できるはず。

そして、ColonとReiliaxのよりを戻せばハッピーエンドかな?
ここからが正念場ね。がんばらなきゃ!


  

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