| オフィスで待っていると、いつものように炎がオフィスに立ち昇った。 でも、いつもと違って隣の建物に炎が向かっている。
慌てて炎を追うと、隣の建物から引き返し、オフィスに向かってやってきた。
炎がいつもの場所に来ると、Reiliaxが姿を現した。

Rena:Hello
Reiliax:ふう、道間違えてしまったよ。
Rena:今日のサンプルは机の上にならんでるよ。
Reiliax:今日も沢山のサンプルありがとう
*ぱく*
*じゅる*
*じゅる*
*じゅる*
PC:うまいのかな?
Reiliax:*ごくん*
それほど美味しいわけじゃないよ。ぼくはシロアリじゃないんだからね。
PC:ということは、すこしはうまいわけだ
Reiliax:いや、シロアリは美味しいと感じているようだから、ボクはどちらかと言うとブリタニア・オオシロアリに近いかな。いや、どちらかと言うとヴェスパーシロアリかな…
Rena:まあ、なんでもいいけど…
ColonがDeceitにアレの種を蒔いたって言ってたよ
Reiliax:アリの種?
Rena:アレだってば!
Reiliax:なにありだい?スカラ熊アリ?
スカラ熊アリは、熱帯に生息していて、チーズとあえると美味しいよ。カリカリしているんだ。
Rena:だいたいアリは種で繁殖しないでしょ!
Reiliax:あり?いや、アレかい。失礼、ききちがえてしまったよ
Rena:Ancestry Elder Reaperの種は既に蒔かれちゃったみたいだよ。Deceitのどっかに
Reiliax:ああ、リーパー…
え?!種まいた?エルダーリーパーの?!しかもデシートに?!
Rena:発芽まで誰も殺せないって言ってたなぁ。
Reiliax:そうだろうね
PC:オーキッシュチーズとあえるとさらにおいしくなるのかな?
Reiliax:!
グルメな発言だけれど、オークチーズとあえるなら赤熊有りの方が向いているだろうね。
話がそれてしまったね
Rena:こら!話をそらそうとしてるのが見え見えよ!
Reiliax:思い出した。凄く重要な知らせが合ったんだよ。
いや、アリはまたこんど。
重要な知らせ?なんだろう。
ついに過去について話してくれるのかなあ。
Reiliax:重要な知らせというのは、CWに付いてだよ
ついに完璧に召還、操作、回収が可能になったんだ。
しかも、使わないときは人形にして持ち歩くことも出来そうだよ
む、そっちだったか…
PC:再利用は?
Reiliax:呪文さえ間違わなければバッチリだよ。
ただ、ボクの魔力が足りないので、ボクの魔力がピークになるまで召還は出来ないよ
PC:満月?
PC:それはいつ?
Reiliax:そうだな。えっと、ひいふうみい…4、5日かかるかな。
コロンが今日、エルダーリーパの種を植えたのならば、発芽もそのくらいなハズさ。
そして、Ancestry Elder Reaperは、発芽してから暫くは冬眠するはずなので、そのスキにCWを召還しよう。
PC:それまではリーパーは沈静化?
Reiliax:そのあいだも、リーパは発生するかもしれないよ。
明日も…もしかしたらあさっても。
PC:しかし、ただいつものように沸くだけ・・・・・・?
Reiliax:そうかもしれないし、特殊な種が生まれるかもしれない。
それは僕にもわからないよ
Rena:チーズはいつ使うの?
Reiliax:ボクが持って3人のメイジが呪文を唱えたとき、ボクの魔力が吸われると同時に消費するだろうね
PC:魔法陣は?
Reiliax:デシートにしよう
Rena:デシートに魔法陣なんてあったかな…
Reiliax:それか、自分で準備をするかもしれない
PC:エルダーを倒した後は?
Reiliax:エルダーを倒したら、CWでできるだけリーパーを吸いこむけれど、もう、広がりすぎていて根絶は難しいだろうね。
PC:最大の問題としてコロンはどうしたい?
Reiliax:そうだった。CW召還はみんなの信頼がないと失敗してしまうかもしれない。
ワザと呪文を間違えたりされてしまうと僕の命どころかCWが暴走しかねないからね。
そこで、今日はボクの過去を話しておこう。
悪いけど質問は全て却下させてもらうよ
ついにReiliaxは、あたし達が常々聞きたいと思ってやまなかったことを語り出した。
Reiliax:*回想*
…それは、数年前の夜…
ボクがミシシロアリの研究とコープサーの関係について研究していたときだった。
一人のお金持ちがボクに声をかけた。
Zaubon「熱心だね。私の下で働きながら研究をしてみないかね?」
ボクには願ってもいない申し出だったので喜んで受けたんだ。
そして、数日後、ボクはZaubon家に研究者として、迎え入れられた。
そこに、いたのがColon Doll 。
Zaubon妾の娘で、ボクに良く話しかけてくれたんだ。
そしてある日、Zaubon(以降主人)から直接こう言われた…
「我が娘コロンが、お主を好いている。良かったら婿養子にならないか」と。
ボクもイヤではなかったので、よろこんで申し受けることにしたんだ。
1年の時が過ぎた。
ボクがリーチェという女性と研究をしていると、コロンが血相を変えてやってきた。
コロンは大声でボクに怒鳴りつけた。
「清彦から聞いたのよ!アナタがリーチェと浮気してるって!!!」
当然、ボクに身の覚えは無いので、必死に誤解だと言ったのだけれど、どうやら、清彦に酷く言われたらしくて、聞く耳を持ってくれなかったんだ。
コロンは激怒すると、リーチェに古代魔法をかけ、僕にも古代魔法を掛けようとしたんだ
そのとき、Zaubon様がやってきた。
Zaubon様は力ずくでコロンを押さえると、僕にこう質問した。
「我が娘ながら気性があらく、人の話を聞かぬ。
この娘をこのまま育ててしまっては、必ずや災厄をもたらすだろう。
そこでだ、コロンを我が親友に預け、性格を直させようと思う。
だが、やさしいお前のことだ、きっと途中で許してしまうだろう。
それはならん。おまえが甘いココロを出さぬよう…そして、私自身、親心を出さぬよう、コロンを預けた後、家中の者の記憶からコロンの存在を消す。
5年後、帰ってきたときに、記憶が蘇るようにしておかないか?」
僕は迷った。
でも、古代魔法で馬の姿にされているリーチェをみていると、絶対にこのままではいけないと思ったんだ。
だからあえて、首を縦に振った。
ほどなくして、元の姿に戻ったRiacheiがコロンをつれて屋敷を出っていったよ
ああ、Riachei とはリーチェのことだよ
そして、約束どおり、僕らからコロンの記憶は消えたんだ。
ちょっと休憩しようか。ちょうど今半分くらいいだよ。5分休憩しよう、気分転換してくるよ。
というわけで、さすがに聞き疲れたあたし達も休憩を取ることにした。
でも、どこ辺にいれば全員に声が聞こえるか実験してただけだけど(笑。
結局全員が聞こえる立ち位置はなかった。
というわけで、ネットワークの中継係の人に全てを託して、みんなはそれを邪魔しないように後ろに下がるのがベストっていう結論に達する。
あたし達はReiliaxの方を見ずにネットワークの方に注意を向けた。

Reiliax:では続けようか。
完全に記憶を消されたはずのZaubon家だったのだけど、じつは、その術から逃げていた者たちがいたんだ。
その者達は清彦とその従者。
なぜか、清彦はColonを忘れることを拒み、従者を連れてコロンを追って、屋敷を後にしていったんだ。
数日後、何食わぬ顔でコロンは僕達の前に戻ってきた。
そして、こういった。
Colon「母が重病なんです。直すにはどうしても秘薬Orcish
Cheeseが必要なんです」
もともとやさしい旦那様、しかも我が娘の頼みとあれば記憶が無かろうと無視することは出来なかったんだろうね。
ボクもなぜか、無視することは出来ずに、日記に書きとめておいたんだ。
そして…
見事に旦那さまは、コロンに騙されてしまったんだよ。
そこからの顛末はご存知の通り、コロンはチーズを集め始めたのさ。
ボクに裏切られたとおもって、復讐でもしようとしているんだろうね。
ボクが記憶を取り戻したのは一度殺されたときだね。
あのときのショックで記憶が鮮明に蘇った。
しかしそのときは…もう…
だけど、ボクは直ぐにみなさんにそのことは話せなかった。
何故ならば、コロンに記憶が戻っていることがバレてしまうと何かしら不都合が発生するかもしれないと考えたからなんだ。
ずいぶんと皆の話しをはぐらかしてごめんよ。
こんな理由で話せなかったのさ。
だけれど、コロンはボクのことをあなた方に話したらしいし、CW召還の為に団結しなければならない。隠し事などしていては、結束は出来ないと思い、全てを打ち明けたのだよ
これで、すべてになるかな。全てを話したらずいぶんスッキリとしたよ。
それでは、ボクは魔力をためるため瞑想に入るとしよう。
ここでは、邪念が入るので研究所に戻るとするね
長い間聞いてくれていてありがとう。みなさんの辛抱強さに感謝します
Thank you
Rena:ちょっと待って、まだ肝心なことを聞いてないわ。
ReiliaxはColonのことをどう思ってるの?
Reiliax:最初に断った通り、質問には答えられないよ。
もしかするとコロンがバケてボクに誘導尋問を試みるかもしれないし、CWについてコレ以上の情報を話すのは、CWの弱点などをコロンに教えることにもなりかねないからね。全員がコロンではなくても、彼女がステルス使いであることを忘れるわけにはいかないんだ。
もし、リーパーを封印できたのならば、彼女は5つ全てのチーズを失うことになる。
そうすれば、もう悪さは暫く出来ないだろう。
清彦の残党は、捕らえたし。
もし、CWが召還できたならば、CWで捕獲して、こんどこそ、性格をなおすとするよ
しっかりと凝らしめるから安心しておくれ。
チーズを持たないコロンなんてCWの敵じゃないからね。
PC:よりを戻すつもりだな
Reiliax:うんん、コロンだけが悪いわけじゃないよ
ボクは清彦が悪巧みをしたのではと思ってもいる。
だけれどね、あの性格を直さないと、やはり危険なんだ。
今後のためを考えると絶対になおさないとね。
いや、こんどは…ボクもつきあうよ。勘違いされてしまった、負い目もあるしね
一応…夫婦なんだし。ちょっと怖いけど。
PC:がんばって
Reiliax:ありがとう。それでは、失礼するよ
魔力のチャージ時間はギリギリなんでね。長い間ありがとう
なにかあれば、駆けつけるようにはするけれど、確約は出来ないね。それでは…

そして、Reilaixは扉の外へ歩いて行くと、恒例の必殺技で去っていった。
Reiliax:必殺Last Run!
ふう、やっとクライマックスが近づいて来たかな?
そうそう清彦って第3話に出てきてたヤツね。まさかこいつが絡んでいたとは…
それにしても今日は疲れた!
Last Runの画像提供はSinkさんです。
ありがとうございました!
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