数百年前の秘宝

墓地の異変

CemeteryにUndeadが現れた!

と、今日はVesperのタウンクライヤーが叫び出したんだけど・・・

墓場にUndeadが出るのって当たり前じゃないの(笑。
いちいちタウンクライヤーが叫ぶってことは、何か大事かもしれないわね。

あたしは、すぐに南西のVesper墓地へと向かうことにした。

Undeadの異常発生。

Vesper墓地では、明らかにUndeadが活性化していた。
通常では沸かないマミーなども沸いている。
そして、Undead軍団を率いている漆黒のLich Lord(LL)が姿を現し、暴れ始めた。

さらに悪い知らせは続くもので、Vesper墓地だけでなくCoveの墓地とBritainの墓地でも異変が発生していた。
こちらも同様に漆黒のLLが出現して大暴れしているらしい。

いったい何が起こってるの…

各墓地に現れた漆黒のLL。

漆黒のLLは通常のLLの体力強化版って感じかな。
決して弱くもないけど、印象に残る強さでもなかったわ。

漆黒LLを倒した後に出たものの衝撃が強過ぎて、漆黒LLそのもののインパクトが薄れちゃったのよね(笑。

漆黒LLを倒した後に出たものというのは、1冊の古文書。
それには驚くべき内容が書かれていたんだ。

発見者へ By Daryl

将来この本を読む者は、おそらく数百年を経た本を手にしていることだろう。
もし、お前が私の秘術を継承するにたる者ならば、我が僕を打ち破るがいい。
我が僕達は我がダンジョンに閉じ込められている。
一度入れば、お前も出ることはかなわない。ただ一つ、そこにあるだろう彫像の名を叫ぶことのみが、前へ進む道だ。しかし、進んだとて安全である保障はない。
死を覚悟せぬ者はここで本を置くがいい。
Valor Shrineの前に立ち、Xenと唱えるのだ。
僕の部屋はE-e-*-W-w*-F-f-*-A-aと続く。
奴らを倒した者のみが、我が秘宝へのMagic Wordを得るだろう。いずれかの部屋の彫像の前でMagic Wordを最初に唱えた者が、全ての叡智を得るだろう。

ほほ〜。どうやらこの本は数百年前に書かれたものみたいね。
そして目を引く”秘宝”の二文字…

こりゃものすごい価値のあるお宝かも!?

ちなみに漆黒LLは3体いたわけだけど、その死体から1冊ずつ、合計3冊の古文書が発見されたのよね。
内容は全部一緒のように見せかけて、”Valor Shrine”の場所、つまり”Xen”と唱えるべき場所だけが微妙に違ってたのよ。
他の古文書によると、DestardのAnkhの前とChaos ShrineでXenと唱えるべきらしい。

ま、全部巡るのもめんどいし、最初に読んだValorから行く事にしようかな。
あたしはすぐにValorの神殿へと飛んだ。

一方そのころ、タウンクライヤーはと言えば、事件の終結を叫んでいた。

CemeteryのUndeadは撃退されたようだ!

確かにUndead騒ぎは収まったけど、事件は何も終ってないに等しい。
やっぱり冒険者なら、数百年前の秘宝と聞いて探さないわけにはいかないでしょ。

あたし達にとって、事件はここから始まったんだ。

Darylの遺産を求めて

まずは古文書に記された通り、あたしはValorの神殿に行ってXenと唱えてみた。
するとキーワードタイプのテレポータが作動したらしい。
あたしはいきなり壁で囲まれた場所にワープさせられた。

     Valorの神殿        A(強化風エレ)        a(風エレ多数)

Valorからワープした先にはMagic Refleciton(MR)のかかっている強化型の風エレがお出迎えしてくれた。

どうやらこの強化風エレがDarylの僕らしい。
そして強化風エレの部屋にはAirという風エレの形をした彫像が置いてある。
つまり、次の部屋に行くには彫像の近くでAirって叫べってことね。

とりあえず、あたしは風エレを無視し”Air”と叫んで脱出する事にした。

Airの次の部屋も古文書通り安全とは言えなかった。
そこには多数の風エレとイフリートが待ち構えていたんだ。

ま、この部屋は敵の数が多いだけで強化されてるわけじゃなかったから、逃げるのは楽だったけどね。
この部屋の隅っこにはa horseという彫像が置いてあった。

次の部屋へ行くキーワードは”horse”ね。

    *(中間地点)         E(強化土エレ)         e(土エレ多数)

Horseの次は中間地点らしい。
NextとLeaveという看板のある祭壇みたいな場所に出た。

階段の真中にワープして来た冒険者達は、ここで選択に迫られるってわけだ。
もう止めちゃいたい人はLeaveの方へ階段を降りる。
すると、もう二度とこの階段から上に上がる事は不可能になる。
ま、最初からもう一回ワープして来れば、また行けるけどね。

そして次の部屋に進みたい人は、階段を上ればいいわけだ。
するとまたもテレポータが作動し、次の部屋へワープする事ができる。

当然、あたしは階段を上った。

次の部屋は強化型土エレが守護していた。
ここまで来ればもう読めるよね。

古文書に書かれていた”E-e-*-W-w-*-F-f-*-A-a”っていうのは、各種エレの頭文字を表してる。
EarthならE、AirならAって感じかな。

さっきの強化風エレの部屋はA、次のノーマル風エレいっぱいの部屋がa、中間地点が*で現されているっぽい。

なるほどなるほど…

Earthと叫んでワープした次の部屋は、普通の土エレが多数いるeの部屋。
eの部屋にはなぜかcowの彫像があった。

すぐにcowと叫んで中間地点へワープするあたし。
まずは敵を倒すより撮影よ!(笑。

    *(中間地点)         W(強化水エレ)         w(水エレ多数)

当然階段を駆けあがり、次に部屋へ行く。

次は古文書によればWだ。WとくればWaterよね。
予想通り次の部屋では強化型水エレが部屋の中で暴れまわっていた。
彫像も当然Water。

あたしはWaterと唱えて次のwの部屋にワープした。

wでは多数の水エレに囲まれてpigの彫像があった。
こんな場所で足止めをくらうわけにもいかない。

あたしはすぐにpigと叫んで次の中間地点へワープしたのだった。

    *(中間地点)            F(強化火エレと謎の少女の彫像)

その中間地点の次はF。つまりFireだ。
この強化型火エレがものすごーく厄介だったのよね。

ていうかワープした直後にいきなり殺されちゃった(涙。
殴られた時にメイスみたいな音がしてたんだけど、その一撃ときたら毎回Crushing Blowなんじゃないかってくらい強烈なのよ。

一発で50以上も持って行かれちゃどうしようもないって…

必死にインビジしたら、今度は鉱毒ガスが発動。
自動反撃で見事に姿を現すあたし。
当然すぐさま強化火エレに殴られ、あっさり昇天してしまったわけだ…

ま、幽霊になったおかげでゆっくりと見物できたけどね。

幽霊のまま観察すると、強化火エレの部屋Fは他の部屋とは少し様相が違っていた。
Fireの彫像があるのはわかるけど、もう一つ彫像があったのよね。

それは、”名前のない少女の彫像”。
どうやらこの少女の名前が秘宝に至るキーワードになってるみたいね。

f(火エレ多数)        *(中間地点)

Fireと叫んでワープした先は火エレがたくさんいるfの部屋。
ちょっと明かりが切れちゃって真っ暗だけど(笑。

そして、Llamaの次の中間地点でNextに行くとAにループしてしまった。

あ、そうそうDestardのAnkhやChaosでXenと唱えた人は、たんにスタートの部屋が違っただけみたい。
結局、このルートの中でワープしまくってれば合流する事ができた。

やっとのことでルートの調査を終え、各部屋の戦況を見ると、Fの部屋以外は冒険者達の圧勝だった。

あたしが調査と復活作業をしている間に、強化型のエレメンタルは火エレを除いて倒されてしまった模様。
その強化型エレメンタルの死体からは、一つにつき一文字ずつ、合計3つの文字が発見された。

風エレ:Y   土エレ:C   水エレ:A

これを元にFの部屋の”名前のない少女の彫像”の前でキーワードを叫べばいいのね。

ちなみにこのころ、Fの部屋は壮絶で、死体が量産されていた(笑。
人が集まってきて超重力が発生している上に、ワープ直後のラグの隙を狙われた人が次々と強化火エレに倒されていく。

でも、3文字もわかれば、残り一つを予想する事できそうよね。
YとCとAか…ってことは…

YMCA!?ヒデキーーーー!

って何言ってんだ、あたし(笑。

でも、テレポータはつつがなく作動してくれた(笑。
行き先はデーモンテンプルのドラゴンやデーモンのド真ん中…

死ぬっ!死ぬっ!

あたしの前にも何人かここに来てたみたいで、運よく生還する事ができたけど…
どうやらYMCAはハズレみたいね。

でも、YMCAで反応したってことは、やっぱり強化火エレのキーワードは”M”のような気がする…

残るは順番か…
古文書の部屋の順番は”E-e-*-W-w*-F-f-*-A-a”。
この順番通りに並べると、E=C、W=A、F=M(?)、A=Yだから、CAMYとなる。

Camyかぁ。これってもしかして名前のない女の子の名前かな?
これは行けるかも!

あたしは惨劇の続くFの部屋に行くと、強化型火エレを無視して”名前のない少女の彫像”の前でCAMYと叫んだ。

すると一瞬にしてあたしは別の部屋にワープさせられていた。
やった当たりだ!
数百年前の秘宝はあたしのものよ!

Darylの地下研究室。

少女の彫像からワープした先は、どこかの地下室だった。
机の上に古ぼけた本が乗っている。

よくぞここまでたどり着いた!
私独自の研究の集大成”召喚魔法”の秘術はお前のものだ。
親切にもScrollにしたためておいた。使うがいい!

へ?”召喚魔法”の秘術?それってもしかして…
その時、あたしがふと足元に目を落すと、そこには白骨化したDarylの死体があった。

棺おけの中にはブランクスクロール…

数百年前…召喚魔法の秘術…スクロール…
なんか嫌な予感が…

あたしは部屋の片隅にあったDarylの宝箱に駆け寄った。

Darylの宝箱

でも、宝箱の側にはスパイクの罠とテレポータの罠が同時に仕掛けられていた。
あっさりと地下室の外へ飛ばされるあたし。

ま、行き方はもうわかってる。
あたしはすぐに地下研究所へ戻ると、速攻で宝箱の鍵を開けた。

中身はやっぱり召喚系呪文の巻物…

宝箱に入っていたのはSummon Water Elementalなどの召喚呪文のスクロールと、子供の小遣い程度のお金のみだった。

こんなのお宝でもなんでもないよ…

そう、Darylの生きていた数百年前なら魔術も現在ほど発達しておらず、8thの召喚魔法はまさに秘術中の秘術だったんだ。

でも、現代はMageryさえ高ければ、ほとんど誰でも召喚魔法を使えるくらいに魔法が発達している。
数百年前ならものすごい秘宝だったかもしれないけど、今はほとんど価値がないわ…
ま、せいぜいVendorに置いて数百gp稼げるって程度かな(涙。

これじゃ、”数百年前の秘宝”じゃなくて”数百年前なら秘宝”だよ(笑。

まったくなんつーオチだ…
あたしが地下研究所で呆然としていたころ、やっと強化火エレが討伐された。

気を取り直して、すぐにキーワードを確認に行くあたし。

予想通り強化火エレのキーワードは”M”

キーワードは予想通りだったけど、予想した時のきっかけがYMCAって…

ともあれ、全てのキーワードが判明し、冒険者たちが地下研究所に押し寄せてきた。
でも、その人たちも真相を知ると、みーんな狐につままれたような顔をしながら帰って行っちゃったわ。

当然あたしも、ショックから抜け出せないまま帰途についたのだった…


 

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