03/03/01 (Sat)

■昆布岳
天気:晴れ時々曇り
メンバー:とむさん、ぐれっち
豊浦から真狩、蘭越に向う道路を抜けるといつも見える昆布岳。
その尖がった山頂はなかなかそそる、尚且つ方斜面の形。
また西昆布岳には何箇所か見える沢状の地形はいつも光って見えていた。
「あそこは滑れるのだろうか?いつかは一度行ってみたいなー。」
といつも思っていた。
ざっと調べてみたが昆布岳の冬季滑走の情報が殆ど無い。
ニセコの小花井から登る山スキールートの情報ばかりで
豊浦側の滑走情報はまったくない状態だったが、
「山は行ってみないと分からないよな。」
「まあ、行ってみるか。」
「取りあえず、冬の昆布岳山頂ってのもいいんじゃない?」
等といいつつこんな博打の山行動に向かう2名なのであった。
7:45 登山開始
夏場は駐車場とトイレが設置してある登山口も冬は除雪もしておらず分かり難い。
道路わきに車を停めて準備開始。
登山者が入山している気配すら感じられない冬の登山口だな。むー…
登山口にある入林ポストに記名カードを入れて登山開始。
スキーのトレースがあるが最近のものでは無さそう。
雪がここの所殆ど降っておらず、溶けかかったトレースだな。
それにしても暑い。こりゃ春山ボードだよ。
9:13 697m
モナカ状の表面の下は絞まり雪。
スノーシューで表面を噛み砕きながら進む。
所々吹き溜まりではラッセルもあったが基本的には歩き易い。
ここまで来ると、下からは見えなかった斜面も見えてくる。
「おお?なんかいい感じじゃない?」
10:00 817m
10:58 昆布岳山頂 1045m
ここまで距離はあるものの緩やかな登り。
思った以上にペースが稼げたな。
800mより上は短いもののザラメの急斜面。
雪庇を避け、スノーシューを縫いでつぼ足で直登する。
それ以外は特に難しい箇所も無く、程なくして山頂到達。
「ふう、着いた、着いた。」
ここの山頂はかなり景色がいい(まあ、ちょっと雲被ってたけど)。
ニセコ連峰、後方羊蹄山、尻別岳を始め、
道南の山々、海、噴火湾などなど。こりゃパノラマだなァ。
景色を眺めつつビールを呑む。
滑走前に山頂直下の方斜面でピットを掘ってみると
積雪は1m弱、弱層が3層あった。
そのうち1層は完全に霜ザラメであまりいい感じでは無い。
まずは慎重に888峰へトラバースすることにした。
11:30 888峰へトラバース
コルはシュカブラだらけ。しかも結構硬いのでボードが跳ね上がってしまう。
転ばないように、ゆっくりと登り返し地点まで降りる。
11:46 登り返し 1回目
12:21 944峰
12:25 滑走 1本目
登る時に良さそうだった994峰の斜面に向う。
山頂は平らなので落ち込みが分からない。
偵察としてまずは自分がコルから落として滑走する。
1箇所だけ雪庇が張り出しているものの、あとは快適そうな斜面だった。
とむさんは雪庇を上手く避けていいラインを描いていた。
「おおーいいじゃん!」
合流して2人とも思ったよりはいい感じの斜面で満足。
あとは沢伝いに登り返しポイントまで木も
さほどうるさくなくまずまずの滑走だった。
13:01 登り返し 2回目
13:54 817m
14:23 ドロップポイント911m到着
今度は西昆布岳のボールを狙う。
この尾根の両側はいい感じの疎林具合でここから落とし込むのもいいかも。
雪は重めの湿った雪になってきた。
14:30 滑走 2本目
ここのボールは下から見ても雪庇が大きく張り出していた。
しかし、斜面を覗くとなかなかいい感じ。これは行かなきゃ。
2人とも落とし込める場所を探してから慎重にドロップイン。
意外に滑りやすい雪質、斜度でこれまた満足。いいねーここ。
途中からトラバース気味に滑走して登り返し地点まで戻る。
14:57 登り返し 3回目
スノーブリッジを渡り、あまり高度を上げ過ぎないように登山道へ。
うさぎの足跡を辿りながら歩くと、これが絶妙なトレースだったな(笑)。
いいところ選んで歩いているよ。
15:49 登山道着 682m
ここまで来れれば、後は登山道沿いに滑走して下山するだけだ。
斜度は緩いものの、ボードを殆ど脱ぐ事無く登山口まで滑走出来る。
16:13 下山終了
あー着いた、着いた。
GPSの行動距離を見ると10キロを越えていた。
心地よい疲労感に浸りつつ、登山口を後にするのでありました。
昆布岳は下から見ただけでは分からない斜面がたくさんある。
疎林帯が多いのも意外で薮漕ぎは全く無しだったよ。
しかし情報が殆ど無い中、模索しながらの山行動は新鮮でとても楽しかったな。
斜面、雪の良し悪し以上に今回得たものは大きかったと思うよ。
【おまけ】
帰りには豊浦温泉「しおさい」。
なんとそこでは、ClubLimitsのウッキーさんとゴリポンさん、
更には卒業して以来会っていなかった大学時代の同級生にも会っちゃったよ。
うれしいやら、びっくりやら…なんなんだー?
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コメントに※のある画像はとむさんから頂いたものです。

ログ 赤:登り 青:滑走
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