03/06/07 (Sat)

■安足間岳〜当麻岳
天気:快晴
メンバー:単独 (途中からアメリカ人のテレマーカーと合流)
前日はぐっすり眠る事ができ、非常に目覚めがいい。
早朝から朝風呂にのんびりつかり、朝食をすませてゆっくり準備をする。
愛山渓特製のおにぎりとペットボトルに入れた水をザックに入れて出発だ。
天気は正に快晴で雲一つ無い。
天気がいいとやっぱり気持ちも高まるが、今日の山行はかなり暑くなりそうだ。
水も多めに持って行く。
前日の宿泊客は自分しかおらず、得られた山の情報は少しだった。
でも愛山渓倶楽部から永山岳を見ると結構雪が残っていたので
当麻岳の裏側も滑れるくらいの雪は残っているだろう。
熊鈴と熊スプレーを装着し、出発。
8:25 スタート
9:45 昇天ノ滝
熊が出そうな鬱蒼としたやや狭い登山道を行く。
道は所々ぬかるんでいて、足場には注意が必要だ。
途中から雪が多くなり、雪渓の上を歩きながら沢を詰めて行く。
正規の登山道が分かりにくくなり、時々位置を確認しながら進むものの、
やっぱり何度か迷ってしまったよ。むむむ…
村雨ノ滝近くは急斜面の雪渓。
足場を確保しながら殆ど四つんばいでよじ登る。
結構スリルあるなあ。
永山岳と沼ノ平との分岐点から永山岳に取りつく。
できれば雪がある個所を繋いで登ろうとあちこち探ってみるものの、
上手く雪が繋がっておらず、結局普通の登山道に戻る。なんだよう…
途中で日本語の達者なアメリカ人の女性テレマーカーと一緒に行動することになった。
英語と日本語の入り混じった会話でなんとかコミュニケーションを図る。
でも思った以上になんとかなるもんだわ。
12:41 永山岳 1800m地点
途中から雪はすっかり無くなり、ハイマツと岩だらけの登山道になる。
「こりゃ、雪無いんじゃないの?」
この辺りからは山の上の様子は見えず、気分的にもちょっとしんどい。
気温も上がり、少しずつ休憩を取りながらゆっくりと登る。
次第にハイマツも少なくなり、次第に周囲が見えてくると
安足間と当麻岳の間にはかなり広い雪渓が残っていた。
「おおー、ちゃんと残ってる,残ってる!」
途中からはその雪渓の上から斜面を詰めて登る。
斜度は緩いものの距離が長い。いやあ、こりゃ遠いよ。…ふう。
13:50 安足間岳 2122m地点
「あー着いた、着いたー。」
雪渓の再上部地点に辿り付くと同じに雪の上にごろりと転がって大きく深呼吸。
気持ちいいなー…
しばらくの間、雪の上をゴロゴロしていた。
ここからは旭岳方面がよく見える。
裏側の大きな斜面にはスキーのトレースがたくさんあった。
ビールを呑みながら、愛山渓倶楽部特製の大きなおにぎりを頬張る。
おにぎりの具、梅干の酸味と塩鮭にしょっぱさがなんだか嬉しかった。
「あー旨いなァ。」
快晴の中での雪渓で、呑むビールとおにぎりは溜まらんのぉ。
幸せな気分でしばらくぼーっと休憩。
14:26 滑走開始
ここで彼女と再び合流し、一緒に滑りましょうとゆーことになった。
斜度はかなり緩いものの広く大きな斜面をゆったり滑走するのもなかなか楽しい。
雪質は滑りやすいザラメで凹凸も少なく、快適。
「うーん、かなり気持ちいいなー。」
14:32 登り返し
雪渓を途中まで滑走し、今度は登る途中で目をつけていた
当麻岳の斜面に登り返す事にする。
今の斜面とは逆に少し狭い急斜面。
雪渓に辿り付くまで結構なガレ場なので慎重に足場を確保。
雪渓に出て実際に斜面をみるとかなり急斜面。
アイゼンを履かないと危険なので、自分はここで滑走準備をする。
彼女はテレマークブーツなのでキックステップでガシガシ直登。
14:50 当麻岳 1931m地点
15:00 滑走開始
ここの雪質も充分滑りやすいものの結構スリルのある滑走だった。
振り返るとややくすんだ雪渓の上に白いラインが2本。
見る度になんだか顔がにやけてしまうよ。
メインの急斜面を過ぎ、後は沢伝いに滑走して下りていく。
15:23 村雨ノ滝
雪渓は滝の手前まで繋がっており、ここまで滑走する事ができた。
今度来る時は始めからこの沢を詰めて行くのもいいかもしれないな。
ここからは再びボードを担ぎ、来た道を歩いて戻る。
16:27 下山
今回は雪があるのかどうかも怪しい、未知の山域での行動だったが
天気はばっちりだったし、雪もたくさんあったしでかなり大満足の山ボードとなった。
しかし、昨日の北鎮岳にしてもそうだけれど、単独で行くとこーゆー色んな出会いがあって面白い。
ずっと一人だったとしても、それはそれで満足していただろうけれど、
山での人との出会いは山行が楽しくなる要素の一つだな。
愛山渓倶楽部に前日もらった下山入浴券を使って汗を流し、
のんびりくつろいだ後、今日のテント泊予定地へと向うのでありました。
「さて、明日はどこ行こう?」
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