| STUDIO KAMADA | Japanese to English by @nifty |
| 2005年5月の日記 | 2005-06-22(Wed) 11:02 |
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5月22日に予定されていたスペースシャトル・ディスカバリーの打ち上げは7月13日以降に延期されました。外部燃料タンクに付いた氷がオービターを傷つける可能性を排除するために氷を溶かすヒーターが取り付けられることになりました。
xx...xxyの形のnear-repdigitの素因数分解は150桁まで28系列4200個のうち残り2個。
Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムGGNFS-0.76.9がリリースされました。PPC用の調整のほか、私のパッチggnfs-0.76.8-k1が含まれています。一部の環境でしかテストされていないと思うので「GGNFS-0.76.8は動くのにGGNFS-0.76.9は動かない」ということがあるかも知れません。そのような場合は「そのうち直るだろう」なんて思わないで報告してくださいね。
GGNFSではないですけど、GNFS法でc176 = p87 * p89だって。でっかいなぁ。
追記 日本語の情報が公開されました。この数はGNFS法によって分解された数の中で最大ですが、これももうすぐ他のチームに抜かれてしまうそうです。
新たに12個の土星の衛星S/2004 S07〜S/2004 S18が発見されて、土星の衛星の数が46個になりました。確認された太陽系の惑星の衛星の数は、水星0個、金星0個、地球1個、火星2個、木星63個、土星46個、天王星27個、海王星13個、冥王星1個、合計153個です。
Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムGGNFS-0.77.0がリリースされました。BSD用の調整が行われました。
東京では19時35分から19時40分まで国際宇宙ステーションが上空を横切ります。方角は南西→西北西→北東。最大仰角は66度です。日没後で空は暗くなっていますがステーションにはまだ太陽の光が当たっているので輝いて見えるはずです。
Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムGGNFS-0.77.1がリリースされました。BSD用の調整が追加されました。
xx...xxyの形のnear-repdigitの素因数分解表がすべてn=150まで完成しました。
いまだに十分に理解できていなかったNFS(数体ふるい法)を改めてお勉強中であります。
土星探査機カッシーニによる観測で土星の47番目の衛星が確認され、仮符号S/2005 S1が付けられました。確認された太陽系の惑星の衛星の数は、水星0個、金星0個、地球1個、火星2個、木星63個、土星47個、天王星27個、海王星13個、冥王星1個、合計154個になりました。
15時4分頃、栃木北部で震度4の地震。津波の心配はなし。震源は栃木県南部、深さ10km、規模M4.7。
土星の第9衛星フェーベ(Phoebe、フィービー)は19世紀の終わり頃にピカリング(Pickering)によって発見されました。フェーベは土星から平均1300万kmのところを回る逆行衛星で、色は真っ黒です。これらの他の衛星とかけ離れた特徴はフェーベが土星起源ではないことを示唆していましたが、さらに探査機カッシーニによる観測でフェーベの密度が氷よりも重く岩よりも軽く冥王星や海王星の衛星トリトンに近い1.6g/cm³であることがわかりました。フェーベは太陽系深縁部のカイパーベルトで生まれ、長い旅を経て土星の引力に捉えられたのです。
教科書を読むだけではピンとこないので、とても小さい数を非常に安易な実装で分解してみるテスト中。400行足らずで線形代数まで解けたけれど、代数的数の平方根のところでつっかえた。もちっと頑張ってみる。
GNFS法で分解された数の桁数の記録が200桁になりました。5月3日に176桁の記録について書いたときに「もうすぐ他のチームに抜かれてしまうそうです」と書いたのがこれ。
ひまわり6号の軌道要素が2週間前と比較して静止軌道から外れる方向に変化しました。5月10日の離心率は4月26日のおよそ22倍に増加しています。ひまわり6号は今月中に運用が始まる予定になっていましたから、軌道上試験のための静止位置(東経145度)から運用のための静止位置(東経140度)への移動が始まったのかも知れません。
MTSAT-1R 1 28622U 05006A 05115.63883225 -.00000229 00000-0 00000+0 0 534 2 28622 000.0363 290.4041 0001803 092.0969 206.2186 01.00275458 581
MTSAT-1R 1 28622U 05006A 05130.56343222 -.00000196 00000-0 00000+0 0 668 2 28622 000.2652 060.8813 0038001 277.1011 239.3717 01.00449236 735
Heavens-Aboveによるシミュレーション
関連
離心率(2行目の左から5番目)と軌道傾斜角(2行目の左から3番目)がさらに大きくなりました。
MTSAT-1R 1 28622U 05006A 05131.58746740 -.00000230 00000-0 00000+0 0 684 2 28622 000.3112 047.4877 0054306 182.2860 357.3226 01.00272873 740
ひまわり6号が東経140度に移動しました。天気予報で使われる気象衛星の画像がGOES-9からひまわり6号に代わるのもまもなくでしょう。tenki.jpなどで気象衛星の全球写真を見ると左端が白くなっていて端まで写っていないことがわかります。これはひまわり5号からGOES-9にバトンタッチしたときに衛星の静止位置の違いによって生じる撮影範囲のずれを画像を加工することで対処したためです。ひまわり6号は従来のひまわり5号とほぼ同じ位置に移動したので、全球写真も端まで写るはずです。
MTSAT-1R 1 28622U 05006A 05132.18565611 -.00000276 00000-0 00000+0 0 700 2 28622 000.0865 072.5202 0003565 017.9775 346.4720 01.00271335 754
マスト(ワイヤーで支えられて立っている柱;支線式鉄塔)
かつてポーランドにあった放送用マスト。高さは646メートルで史上最も高い人工建造物だったが、改修中の1991年8月8日に起きた倒壊事故で失われた。この事故で死者も出たことから地元住民の反対を受けて再建されなかったらしい。
アメリカのノース・ダコタ州にある放送用マスト。高さは628.8メートル。現存する世界で最も高い人工建造物。
かつて長崎県対馬のオメガ局に設置され東洋一の高さを誇っていたマスト。高さは455メートル。航空機や船舶(潜水艦を含む)が位置を特定するための電波灯台として1975年5月から運用されていたが、その役目がGPS衛星に移ったため1997年9月に電波の送信を停止し、その後取り壊された。現在は高さ63メートルのモニュメントを残して周辺はオメガ森林公園として整備されているらしい。東京タワーよりも遥かに高く、22年間も空と海の安全を守り続けてきた重要な施設なのに、なぜかあまり知られていない。
タワー(陸上に支えなしで立っている塔)
東京都墨田区押上に建設されることが計画されている放送用タワー。計画されている高さは610メートル。2011年の地上波完全デジタル放送化に備える第二の東京タワーの第一候補。
カナダのトロントにある放送用タワー。高さは553.33メートル。陸上でワイヤーによる支えなしで立っている人工建造物の中で現在世界で最も高い。
東京都港区にある放送用タワー。高さは333メートル。
超高層ビル(フロアが積み重なった構造の建物;摩天楼)
UAEのドバイに建設中の超高層ビル。計画されている高さは705メートル。2008年完成予定。
ニューヨークの世界貿易センター跡地に建設中の超高層ビル。計画されている高さは541メートル。2009年完成予定。
カナダのトロントにある超高層ビル。先端のアンテナを含む高さ529メートルは超高層ビルの高さとしては現在世界で最も高いが、アンテナで背伸びをしている感じ。
上海に建設中の超高層ビル。計画されている屋根の高さが492メートルでTaipei 101よりも高くなる。2007年完成予定。
台湾に昨年末完成したショッピングセンターとオフィスが入った超高層ビル。高さは508メートルだが、屋根の高さ448メートルと最上階のフロアの高さ438メートルはいずれも最も高い。現在世界で最も高いビルディングと言えばTaipei 101を指すのが普通だと思う。
かつてニューヨークにあったオフィスビル。タワー1は417メートル、タワー2は415メートルだった。2001年9月11日に攻撃を受けて2棟とも倒壊した。
ニューヨークの摩天楼を代表する超高層ビル。高さは381メートル。世界貿易センターができるまで長い間世界で最も高い超高層ビルだった。世界貿易センターが倒壊したことで再びニューヨークで最も高い超高層ビルとなった。
神奈川県横浜市にあるオフィスが入った超高層ビル。高さは296メートル。超高層ビルとしては日本で最も高い。
参考
明日16日に地球に接近する小惑星。接近するといっても距離はおよそ0.008天文単位で月までの距離の3倍以上。最近地球に接近した小惑星と比較すると近いほうだけれど、ぶつかる心配はまったくなし。大きさはおそらく100メートル未満。
ひたすら頑丈なロボットを作るのではなく、あらかじめ外れやすいところを作っておいて外れたら自分でくっつけるという発想が面白い。コーネル大学のサイトには他にもいろいろなロボットが動く様子を映したムービーがある。ムービーはファイルサイズが大きいので注意。
near-repdigit palindromeの素因数分解表をn=75(151桁)まで伸ばしました。これを書いている時点で合成数が223個あって、未確認の素因数が25〜30桁あたりから残っていると思います。GMP-ECM(ECM)でB1=250000〜1000000あたりから探すと効率よく素因数を見つけられるかも知れません。ECMで分解できなかった数の分解には90桁未満のときはmsieve(SIQS法)を、それ以上はGGNFS(SNFS法またはGNFS法)を利用することをお勧めします。なお、SNFS法を用いるときはnear-repdigit palindromeの特徴で多項式を5次にしにくいことが所要時間に多少影響を与えるかも知れません。
復活。
今月中に運用が開始されて梅雨の天気予報から威力を発揮するはずだったひまわり6号ですが、運用開始が6月中旬以降に延期されてしまいました。地上側の機器の準備に手間取っていることが理由のようです。衛星のほうは東経140度への移動も済んでいるのに、地上側の準備ができていないなんて。残念。
関連
FPGA(アルテラのCyclone)にMSX1(相当)の機能を載せたMSX公式ハードウェア。8月20日の17時までに5000台以上の予約があれば商品化するらしい。MSX2へのバージョンアップ・キットの販売も計画されているのだとか。
人工衛星の位置を天球上に示すためには観測者の正確な位置を与える必要があるので国土地理院のサイトで地球の形と測地座標系のおさらい。地球は楕円体だから標高と法線ベクトルの方向に気をつける。それから2001年頃までに作られた日本の地図は緯度と経度の誤差が大きいことに注意する。
アニメ。総合テレビできょうから。
Pentium 4などで導入されているHyper-Threading技術はプロセッサ内に多数ある資源の稼働率を上げる効果があります。Hyper-Threadingが有効になっていると2つのスレッドが個々の資源を取り合うことになるので、一方のスレッドが特定の資源の応答時間を計測することで他方のスレッドがどの種類の命令を実行しているか予測できる可能性が考えられます。命令の種類がわかったところでデータが直接見えるわけではありませんが、どのようなデータを与えるとどのような資源が使われるかがあらかじめわかっている場合はデータまで予測できてしまう可能性も否定できません。これを実際に悪用することは困難だと思いますが、特定の条件下ではデジタル署名の非公開鍵が読めてしまったりするようです。
しまけんさんから。相手の指が動き始めた瞬間に相手が出す手を予測して勝つ手を選び相手が指を動かし終わる前に自分の指を動かし終わるジャンケンロボットとか、2メートルの距離から秒速14メートル(時速50km)で打ち出されたピンポン玉を打ち返すバッティングロボットとか。人間には真似のできない早業をやってのけるロボットって面白い。
迷惑メールが多いのは相変わらずですが、最近は掲示板への迷惑投稿も多くて困ります。STUDIO KAMADAの掲示板は私が許可しなければ投稿が公開されない仕組みになっているにも関わらず、今月だけで既に7件の迷惑投稿を公開前に削除しました。実際にはいずれも迷惑というレベルで済まされるものではなく、詐欺ゼロホームページのワンクリデータベースに登録されているワンクリック詐欺サイトへの誘導を目的とした投稿でした。
関連
病院へ行った帰りに寄った北山公園にて。昨日の雨で池の水が濁ってしまったけれど、空気は澄んでいて気温は低めで気持ちの良い遠足日和といった感じでした。牛蛙の声のする対岸の茂みを眺めていたらカメさんが集まってきました。餌でももらえると思ったのかな。
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北山公園の花菖蒲は気の早いものが幾つか開いているだけでまだほとんど咲いていません。見頃は6月の8日〜15日とのことです。菖蒲まつりは6月11日〜12日。
アポロ9号のドッキングミッションに参加した宇宙飛行士でB612 FOUNDATIONのラッセル・シュワイカート氏(Russell L. Schweickart)による小惑星2004 MN4に関する提言が公開されています。以前にも書いたように小惑星2004 MN4は2029年4月13日の金曜日に地球をかすめてゆくことがわかっています。このとき2004 MN4はあまりにも地球に接近しすぎるために地球と月の引力を受けてその後の軌道の予測の誤差が増幅されてしまう可能性があります。すると2035年と2036年にトリノ・スケール1で予測されている接近が衝突に変化する可能性も否定できなくなってしまいます。2029年に接近したときにその後の正確な軌道が得られるはずですが、それでは最悪のシナリオになってしまった場合に対策が間に合わないかも知れないのです。そこで、2004 MN4に直接ラジオ・トランスポンダを設置して2029年を待たずに正確な軌道を得るべきだというわけです。
土星の衛星タイタンの桃源郷(Xanadu;ザナドゥ)にホットスポットが見つかって話題になっています。移動しておらず、昼間は常に周囲よりも温度が高いようです。もしも夜間にも温度が高ければ地表に熱を出す何かがあることも考えられます。探査機カッシーニが次にタイタンに接近するのは7月2日です。そのときには正体が判明するかも知れません。
Greg ChildersさんがGGNFS-0.77.1を用いて185桁のnear-repdigit (7·10185-43)/9 = (7)1843<185> = C185を44桁の素数と142桁の素数の積に分解しました。分解に要した期間は5月9日から5月27日までの18日間。2.5GHzのAthlonXPを2台とAthlon64の合わせて3台のPCを用いており、実質的な所要時間は延べ862.60時間(およそ36日間)。素因数の桁数は期待していたほど大きくありませんでしたが、パラメータが公開されているので所要時間とともに今後の参考になるはずです。
JAXAの「宇宙の音楽募集キャンペーン」で第1次審査を通った10作品について、最終審査会へ進む4作品を選ぶためにJAXAのサイトで視聴と投票ができるようになっています。投票は6月3日まで。最終審査会は6月21日に愛・地球博会場で行われるそうです。入場申し込みは6月10日まで。
tamuさんのWinX68k高速版のサイトが消えそう。http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/1779/でアクセスすると警告が出ますが、http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/1779/index.htmlでアクセスするとまだ読めます。
朝まで本降りの雨を降らせていた雲が去って行った東の空。空気中の塵が洗い流されて遠くまでよく見えました。撮影日:きょう。ロケ地:狭山湖。
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