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2005年10月の日記2005-11-12(Sat) 11:42
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2005年10月1日(土)

ggnfs-0.77.1-20050930

GGNFSのプロジェクトがSourceForgeに移ってから全然参加できていないのですが、9月30日付けのsnapshotが出ています。SourceForge.net: Project Info - GGNFS suiteからggnfs-0.77.1-20050930.tar.bz2をダウンロードしてきてtar jxf ggnfs-0.77.1-20050930.tar.bz2で展開してmake pentium4などでmakeできます。


2005年10月2日(日)

明日の金環日食

明日の夕方、スペインのマドリッドから金環日食のライブ中継があります。マドリッドでは日本時間の3日16時40分頃欠け始め(第1接食)、17時55分頃金環開始(第2接食)、18時00分頃金環終了(第3接食)、19時23分頃欠け終わり(第4接食)、最大食分は17時58分頃で0.97、金環持続時間はおよそ4分11秒となっています。金環持続時間が長いだけでなく、今回はスペインの首都マドリッドが細い金環日食帯のど真ん中に位置しているということで、現地には多くの観光客が訪れていることでしょう。残念ながら日本は部分日食帯にかすりもしていません。


2005年10月3日(月)

金環日食

スペインとポルトガルは好天に恵まれたようです。


2005年10月4日(火)

2005 TA

久しぶりに地球から100万km以内にのところを通過したらしい小惑星。最接近時の距離は2.0LD(月までの距離の2.0倍)、77万kmくらいとのこと。大きさは大型観光バス程度。


「はやぶさ」の姿勢制御装置が残り1基に

小惑星イトカワとのランデブー飛行を続けながら観測を行っている探査機「はやぶさ」に搭載されている3基の姿勢制御装置のうち1基が7月30日から使えなくなっていましたが、さらに別の1基が10月3日に故障し、残り1基になってしまったそうです。これは想定外の状況ですが、技術的には1基でも観測の継続と岩石のサンプルの採取は可能とのことです。ただ、燃料消費の増加は避けられないでしょうから、サンプルを地球に持ち帰ることができるかどうかが少し心配です。火星探査機「のぞみ」を数々の不運に見舞われながら4年遅れで火星に接近させた例もあるので、そう簡単には諦めないと思いますが。


2005年10月5日(水)

大型クラゲ

傘の大きさが2メートルにも達するエチゼンクラゲなどの大型クラゲが東シナ海から大量に来遊して魚網を破るなど漁業に大きな影響を与えているというニュースを最近よく聞きます。水産総合研究センターの大型クラゲ出現情報のページには目撃や被害の情報が多数掲載されていますが、詳しい生態調査は始まったばかりのようです。クラゲに3〜4週間で自動的に離れるプローブを取り付け、浮上したプローブから蓄積された情報を人工衛星を介して集める研究が行われているそうです。クジラにプローブを取り付ける千葉工大の観太くんと同じ手法ですが、クラゲのほうは早急に対策を進めなければならないのでしょう。


2005年10月6日(木)

Grand Challenge 2005

国防総省高等研究計画局(DARPA)が主催するロボットカーレースが10月8日に開催されます。240kmに及ぶ起伏や障害物のあるコースを無人のロボットカーに自律走行で走破させる(遠隔操作不可)という難易度の高いレースで、高専ロボコンなどと違って障害物の状態もレース当日まで参加者に知らされないのだとか。第1回が開催された昨年は完走車なしという結果に終わったので今年こそはと頑張っているチームもあるそうです。このレースは軍事用の無人車両を開発することが目的で、イラクを意識してネバダ州の砂漠を会場に選んだようです。民間が開発した技術を軍事目的で使うというのはいまいち納得できない感じもします。


ロボットカーというと「ナイト2000」で例えられることが多いですが、なぜか地球防衛軍テラホークスに出てくる「バトルタンク」を思い出してしまいました。


2005年10月7日(金)

ECMNET

ECMNETのtop10の変動はめまぐるしく、9月中旬に掲載された坂井さんの56桁の記録は早くも圏外に。残念。


2005年10月8日(土)

パキスタンの地震

USGSによると、日本時間のきょう12時50分頃、パキスタンの首都イスラマバードの北北東95km付近を震源とするM7.6の地震がありました。震源の深さは約10km。直下型で大きな被害が出ているようです。


2005年10月9日(日)

CryoSat打ち上げ失敗

日本時間のきょう0時2分、ESAの地球観測衛星CryoSatがロシアのプレセツク射場から打ち上げられました。しかし、ロケットの不具合によって打ち上げは失敗し、衛星はロケットと共に北極海に墜落して失われました。CryoSatは最新のレーダー高度計を搭載しており、ミッションの目的は地球温暖化に関係しているとされる極地方の氷床や海氷の厚さの変化を1000日間に渡って正確に測定することでした。将来、世界各地の都市を飲み込むかも知れない海面の上昇のペースを正確に予測するためには、具体的にどの部分の氷が先に解け出すのかといった細かい情報が必要です。今回は失敗してしまいましたが、このミッションは重要だと思います。


2005年10月10日(月)

ニコルの大航海

生物の行動範囲を予測するために遺伝子を調べる方法があります。しかし、遠く離れた群れが遺伝的に近いことがわかったとしても、実際に群れの間を行き来している個体がいるという直接的な証拠にはなりません。アフリカ近海のサメとオーストラリア近海のサメが遺伝的に近い理由を調べるために、研究者はニコルと名付けたホオジロザメに発信器を取り付けて人工衛星を使って追跡してみたそうです(クジラクラゲの例もあるように、人工衛星を使って海に棲む動物を追跡する手法が最近よく使われています)。追跡の結果、南アフリカのガンスバイを出発したニコルはインド洋を横切り、1万kmも離れたオーストラリアのエクスマウスガルフまで行って、9ヶ月後に再びガンスバイに戻ってきたそうです。直接行き来している個体がいるなら遺伝的に近くても不思議ではありませんが、ホオジロザメのような大きな生物が往復2万km以上も移動しているということに驚きました。まるでニコルは人間がサメの行動に興味を持っていることがわかっていて「これが理由よ」と教えてくれたかのようです。


2005年10月11日(火)

ソユーズTMA-6が帰還

日本時間のきょう10時10分頃、ISS(国際宇宙ステーション)にドッキングしていたロシアの宇宙船ソユーズTMA-6がカザフスタン北部の北緯41度東経67度の地点に無事着陸しました。9月30日の日記に書いた米国人科学者グレゴリー・オルセン氏(60歳)も10日間の宇宙旅行を終えてISSのクルーと共に地球に帰還しました。ソユーズのカプセルは着陸するときにいつもひっくり返ってしまうのですが、今回はひっくり返らずにまっすぐ着陸できました。次に自費でISSに滞在する宇宙観光客の有力候補として日本人の名前があがっているそうです。


追記 4人目の候補にあがっている日本人は今年の3月に3人目の候補として報じられていた元ライブドア取締役で投資家の榎本大輔氏のようです。Googleでキリル文字表記のДайсуке-Эномотоを検索すると関連サイトが多数ヒットします。露和翻訳ができるサイトはリンク集(翻訳・辞書)で紹介しています(手前味噌)。


2005年10月12日(水)

「神舟6号」の打ち上げ

中国がきょうの午前中に有人宇宙船「神舟6号」を酒泉衛星発射センターから打ち上げます。日本との時差は1時間です。中国の有人宇宙飛行は「神舟5号」に続いて2回目となります。今回は2人乗りで、5日間地球を周回する予定とのことです。


「神舟6号」打ち上げ成功

「神舟6号」は予定通り日本時間の10時00分に打ち上げられ、打ち上げは成功したとのこと。


メモ

X68kで使えるSCSI-HDDについて。


MS05-044〜MS05-052

Microsoftの今月のパッチは緊急3件、重要4件、警告2件の計9件。


2005年10月13日(木)

「神舟6号」の軌道要素と現在位置

JavaScriptで人工衛星の位置を表示する「神舟6号」を追加しました。「神舟6号」のカタログ名はSZ-6、カタログ番号は28879、国際標識は2005-040Aです。12日の午後には高度330kmの円軌道に移行し、順調に飛行しているようです。なお、JavaScriptで人工衛星の位置を表示するページはIE6よりもOpera 8.5またはFirefox 1.0のほうがスムースに動作します。

SZ-6                    
1 28879U 05040A   05285.33863431 -.00000490  00000-0  00000+0 0    11
2 28879  42.4136  25.9417 0005852 185.9289 174.1503 15.78822396    19
  カタログ名         = SZ-6
  カタログ番号       = 28879
  国際標識           = 2005-040A
  元期         Epoch = 2005年10月12日(水)17時 7分38秒 [JST]
                     = 53655.338634 [MJD]
  軌道傾斜角      i0 =  42.4136 [deg]
  昇交点赤経  Omega0 =  25.9417 [deg]
  離心率          e0 =   0.0005852
  近地点引数  omega0 = 185.9289 [deg]
  平均近点角      M0 = 174.1503 [deg]
  平均運動        n0 =  15.78822396 [revs/day]
  周期               =  1時間31分12秒
  近地点高度         =   329.85 [km]
  遠地点高度         =   337.70 [km]
  軌道長半径      a0 =  6711.91 [km]
  軌道短半径      b0 =  6711.91 [km]
  近地点距離      q0 =  6707.99 [km]
  遠地点距離      Q0 =  6715.84 [km]
  昇交点赤経摂動     =  -6.1536 [deg/day]
  近地点引数摂動     =   7.1905 [deg/day]

SZ-6                    
1 28879U 05040A   05285.74103987  .00051367  00000-0  28191-3 0    34
2 28879  42.4132  23.4657 0006242 184.9829 305.2717 15.78913919    79
  カタログ名         = SZ-6
  カタログ番号       = 28879
  国際標識           = 2005-040A
  元期         Epoch = 2005年10月13日(木) 2時47分 6秒 [JST]
                     = 53655.741040 [MJD]
  軌道傾斜角      i0 =  42.4132 [deg]
  昇交点赤経  Omega0 =  23.4657 [deg]
  離心率          e0 =   0.0006242
  近地点引数  omega0 = 184.9829 [deg]
  平均近点角      M0 = 305.2717 [deg]
  平均運動        n0 =  15.78913919 [revs/day]
  周期               =  1時間31分12秒
  近地点高度         =   329.33 [km]
  遠地点高度         =   337.71 [km]
  軌道長半径      a0 =  6711.65 [km]
  軌道短半径      b0 =  6711.65 [km]
  近地点距離      q0 =  6707.46 [km]
  遠地点距離      Q0 =  6715.84 [km]
  昇交点赤経摂動     =  -6.1544 [deg/day]
  近地点引数摂動     =   7.1916 [deg/day]

SZ-6                    
1 28879U 05040A   05286.29940728  .00003986  00000-0  24457-4 0    55
2 28879  42.4136  20.0269 0006040 191.7630 236.2896 15.78928499   167
  カタログ名         = SZ-6
  カタログ番号       = 28879
  国際標識           = 2005-040A
  元期         Epoch = 2005年10月13日(木)16時11分 9秒 [JST]
                     = 53656.299407 [MJD]
  軌道傾斜角      i0 =  42.4136 [deg]
  昇交点赤経  Omega0 =  20.0269 [deg]
  離心率          e0 =   0.0006040
  近地点引数  omega0 = 191.7630 [deg]
  平均近点角      M0 = 236.2896 [deg]
  平均運動        n0 =  15.78928499 [revs/day]
  周期               =  1時間31分12秒
  近地点高度         =   329.42 [km]
  遠地点高度         =   337.53 [km]
  軌道長半径      a0 =  6711.61 [km]
  軌道短半径      b0 =  6711.61 [km]
  近地点距離      q0 =  6707.56 [km]
  遠地点距離      Q0 =  6715.67 [km]
  昇交点赤経摂動     =  -6.1545 [deg/day]
  近地点引数摂動     =   7.1916 [deg/day]

小惑星2005 TK50

久しぶりに1LD(月までの距離)よりも近いところまで接近した小惑星が出てきたのでメモ。最接近は国際標準時の10月10日で、通過した後に軌道が特定されたようです(よくあることです)。最接近時の距離は0.0009AU(およそ13万km、太陽までの距離の1/1000未満で月までの距離の半分以下)、大きさは10m未満のようです。


2005年10月14日(金)

ぶんかいちゅう

gnfsで115桁の数を分解中。明日の朝には終わりそう。


7月にFactorizations of near-repdigit numbersへ投稿していただいた数の中に186桁のnear-repdigitの106桁の合成数の因数をgnfsで36時間かけて分解されたものがあったのですが、テーブル間の整合をチェックしていてその数が125桁のsnfsで分解できたことに今頃気付きました。125桁のsnfsなら数時間で終わったはずです。代数分解できるパターンは簡単に分解できるので排除したつもりだったのですが残っていたようです。うーん、失敗。


2005年10月15日(土)

C115 = P53 x P62

予想よりも少し遅れて午後に分解完了。relationだけで1.45GB、作業ディレクトリのサイズは2GB以上に達し、特に最後のほうはディスクアクセスでかなり待たされた感じ。ハードディスクの空き容量が少なかったので、空きを広げてデフラグをかけてから始めたらもっと早く終わったかも。それでも115桁のgnfsがPC 1台で55時間ならば上出来かな。

Number: 99991_175
N=5440966491433929111554214944089000588930816682352861497343960642779983221200574467638376340734669429663292048678679
  ( 115 digits)
Divisors found:
 r1=61949583081432845501932022855183580890650237564733399 (pp53)
 r2=87828944454424628608061572314719937855686216572417491650902721 (pp62)
Version: GGNFS-0.77.1-20050930-pentium4
Total time: 54.99 hours.
Scaled time: 33.82 units (timescale=0.615).
Factorization parameters were as follows:
name: 99991_175
n: 5440966491433929111554214944089000588930816682352861497343960642779983221200574467638376340734669429663292048678679
skew: 12259.14
# norm 3.08e+15
c5: 104520
c4: 7638682094
c3: -13306257396319
c2: 829995983020823370
c1: -2328325729794149148560
c0: -11666567813441271123193328
# alpha -5.01
Y1: 2599311618277
Y0: -8775936050106772370895
# Murphy_E 5.25e-10
# M 2151975845047172818369237269379495346341326179997150033209270845249862371353526224289632275292325915697762213426926
type: gnfs
rlim: 3500000
alim: 3500000
lpbr: 27
lpba: 27
mfbr: 50
mfba: 50
rlambda: 2.6
alambda: 2.6
qintsize: 10000
Factor base limits: 3500000/3500000
Large primes per side: 3
Large prime bits: 27/27
Max factor residue bits: 50/50
Sieved algebraic special-q in [1750000, 3170001)
Primes: RFBsize:250150, AFBsize:250066, largePrimes:7625714 encountered
Relations: rels:7518040, finalFF:566228
Max relations in full relation-set: 28
Initial matrix: 500296 x 566228 with sparse part having weight 50888876.
Pruned matrix : 449739 x 452304 with weight 36817983.
Total sieving time: 46.10 hours.
Total relation processing time: 0.69 hours.
Matrix solve time: 7.89 hours.
Time per square root: 0.30 hours.
Prototype def-par.txt line would be:
gnfs,114,5,maxs1,maxskew,goodScore,efrac,j0,j1,eStepSize,maxTime,3500000,3500000,27,27,50,50,2.6,2.6,100000
total time: 54.99 hours.
 --------- CPU info (if available) ----------

X68kをNFSクライアントにする

ラキッ!さんがX68kをNFSクライアントにしてWindowsにアクセスする方法を解説されています。X68000 LIBRARYに収録してあったnfs.xのバージョンが0.37だったのは何か理由があったような気がするのですが思い出せなかったので0.38を追加しておきました。


2005年10月16日(日)

地震

16時5分頃、関東地方でやや強い地震がありました。津波の心配はなし。震源は茨城南部、深さ40km、M5.1。

震度4 茨城南部 栃木南部 埼玉北部 埼玉南部 神奈川東部


神舟6号

「神舟6号」は明日帰還の予定。JavaScriptで人工衛星の位置を表示するで表示される最新の軌道要素は以下の通り。

SZ-6                    
1 28879U 05040A   05289.48260417  .00015746  00000-0  89454-4 0   245
2 28879  42.4133   0.4231 0005275 222.3804 319.9121 15.78713194   667
  カタログ名         = SZ-6
  カタログ番号       = 28879
  国際標識           = 2005-040A
  元期         Epoch = 2005年10月16日(日)20時34分57秒 [JST]
                     = 53659.482604 [MJD]
  軌道傾斜角      i0 =  42.4133 [deg]
  昇交点赤経  Omega0 =   0.4231 [deg]
  離心率          e0 =   0.0005275
  近地点引数  omega0 = 222.3804 [deg]
  平均近点角      M0 = 319.9121 [deg]
  平均運動        n0 =  15.78713194 [revs/day]
  周期               =  1時間31分13秒
  近地点高度         =   330.54 [km]
  遠地点高度         =   337.63 [km]
  軌道長半径      a0 =  6712.22 [km]
  軌道短半径      b0 =  6712.22 [km]
  近地点距離      q0 =  6708.68 [km]
  遠地点距離      Q0 =  6715.76 [km]
  昇交点赤経摂動     =  -6.1526 [deg/day]
  近地点引数摂動     =   7.1894 [deg/day]

2005年10月17日(月)

「神舟6号」帰還

日本時間のきょう5時33分、「神舟6号」の帰還カプセルが予定通り内蒙古自治区四子王旗中部の草原に着陸し、中国の2度目の有人宇宙飛行は成功しました(新華社は5時33分、APは5時32分と伝えているようです)。


2005年10月18日(火)

マンモス絶滅の原因は超新星爆発?

マンモスが絶滅した原因は4万1千年前に地球から250光年のところで起きた超新星爆発だったかもしれないという新説。超新星爆発のセカンドウェーブは爆発から7000年後の3万4千年前に地球に到達し、宇宙から秒速1万kmで降り注いだ金属粒子は非常に硬いマンモスの牙にも穴をあけたのだとか。そして遅れてやってきた直径10kmの残骸が1万3千年前に北アメリカを直撃してマンモスは絶滅したという。もしも過去1万年以内に地球を襲ったファーストウェーブが見過ごされていたとしたら、セカンドウェーブは…。


2005年10月19日(水)

地震

20時44分頃、関東地方で強い地震がありました。津波の心配はなし。震源は茨城県沖、深さ40km、M6.2。

震度5弱 茨城南部


GPS衛星

JavaScriptで人工衛星の位置を表示するにGPS衛星30機を追加しました。29機は運用中、1機は先月打ち上げられたばかりです。表示される衛星の数は142機になりました。2005年9月26日にケープカナベラル空軍基地からDelta 2ロケットで打ち上げられたNAVSTAR 57 (USA 183)(別名GPS 2R-M1)は軌道面C、スロット4に投入され、GPS BIIA-20 (PRN 07)(別名GPS 2A-20、1993年打ち上げ)の機能を引き継ぐことになっています。GPS衛星群は今後数年間ですべて2R-Mバージョンで置き換えられるそうです。


2005年10月20日(木)

最後のタイタン・ロケット

日本時間のきょう3時05分、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から最後のタイタン4BロケットがNRO(アメリカ国家偵察局)のスパイ衛星を載せて打ち上げられました。タイタン・ロケットは米ソ冷戦時代に核弾頭を積んで長距離を飛行するICBM(大陸間弾道弾)として大量に製造され、後に衛星や探査機を打ち上げるためのロケットに転用されました。実に368回目となるきょうの打ち上げで、半世紀に及んだタイタン・ロケットの歴史に幕が下ろされました。


追記


巨大素数

Seventeen or Bustプロジェクトがメルセンヌ素数ではない巨大素数4847·23321063+1(999744桁)を発見したと発表しました。これは過去にSeventeen or Bustプロジェクトによって発見された3個の素数よりも小さいですが、The Largest Known PrimesのTop10で第9位に入る大きさです。


火の用心

久しぶりの青空だったので多摩湖(村山貯水池)北岸の玉湖神社までサイクリングに行きました。玉湖神社裏の小山のてっぺんから周囲を見渡していたところ、複数の消防車と救急車のサイレンの音が近付いてきて、火災現場がすぐ近くであることに気付きました。場所は玉湖神社とインボイス西武ドームの中間付近で山口観音の五重塔(千体観音堂)の近く、Google ローカルで見ると料亭堤新亭のすぐ左側。下りて行ったときには既に所沢市消防本部による消火活動が始まっていて、高さが5メートル以上はありそうな大きな炎が見えたかと思うとすぐに大量の煙で建物全体が見えなくなりました。さらに灰色の煙は風に煽られて庭(駐車場?)と2車線の車道と植え込みを挟んだ反対側のサイクリングロードまで押し寄せてきて、野次馬をしている場合ではなくなってしまいました。日増しに秋が深くなるこの時期、火の元には十分に注意したいものです。

玉湖神社裏の小山のてっぺんから見た狭山湖。

サイクリングロードまで煙が押し寄せてきたので少し離れてから振り返ったところ。30メートルほど先の火災現場が煙に包まれてまったく見えない。


2005年10月21日(金)

near-repdigit palindrome numbers

near-repdigit palindrome numbers(1113111のように中央の1桁を除いてすべて同じ数字が並んでいる奇数桁の数)の素因数分解表が151桁まで完成しました。他のnear-repdigitのテーブルと違ってnear-repdigit palindromeのテーブルはSNFSの多項式を5次にしにくいという特徴があります。


2005年10月22日(土)

地震

22時12分頃、やや強い地震がありました。津波の心配はなし。震源は福島県沖、深さ50km、M5.5。

震度4 福島浜通り


2005年10月23日(日)

ぶんかいちゅう

"7"の右側に"9"を169個並べた170桁の数8·10169-1を素因数分解中であります。これを書いている時点で既にmatsolveに差し掛かっていて、明日の昼頃までに結果が出る見込み。9月30日10169-9よりもmatrixが小さく、全体の所要時間も少し短くなりそう。


熱帯暴風雨「アルファ」

熱帯暴風雨(トロピカル・ストーム、後にハリケーン発達したりする)にはあらかじめ用意された異なるアルファベット(Q、U、X、Y、Zを除く)から始まる21個の名前が順に付けられます。男性名と女性名が交互に並んだ名前のリストが6年分用意されているので同じ名前が出てくるのは6年後ですが、8月末のハリケーン「カトリーナ」(Katrina)のように甚大な被害を及ぼしたハリケーンがあるとその名前が消費されて6年後には同じアルファベット(例えばKatrinaならばK)から始まる新しい名前が出てきます。21個で足りなくなったときはギリシャ文字(の英語表記)が使われることになっていますが、これまで足りなくなったことはありませんでした。今年は熱帯暴風雨が多発しているので名前が足りなくなるかも知れないという話は少し前からニュースなどで言われていましたが、本当に足りなくなってしまったそうです。かくして、ハリケーン「ウィルマ」(Wilma)に続いて22番目の熱帯暴風雨「アルファ」が登場しました。幸いなことに「アルファ」は米国本土に上陸するおそれはないとのことです。


素因数分解の予約ができるようになりました

素因数分解表に投稿・予約ボタンを付けました。予約する(=「この数は私が分解します」と宣言する)ときはテーブルの中の合成数の右側に追加した「SUBMIT/RESERVE」と書かれたボタンをクリックしてください。CGIサーバに飛んで投稿・予約ページが表示され、スタータス表示の枠に続いてフォームの枠が2つ出てきます。上の大きいほうが投稿、下が予約です。予約には名前とメールアドレスが必要です。メールアドレスは公開されません。予約を行うと予約キーが表示されます。予約キーは後で素因数を投稿するときに必要になるのでメモしておいてください。予約状況の変化は即座にテーブルに反映されます。


新潟県中越地震から1年

2004年10月23日以降の日記を読み返してみたり。月日が経つのは早いものです。


2005年10月24日(月)

素因数分解

170桁のnear-repdigit 8·10169-1は64桁の素数と107桁の素数の積に分解されました。所要時間は139時間(5日と19時間)でした。


迷惑メール対策メモ

最近、差出人がinfo@[ランダムに見える4〜6文字のアルファベットの並び].comとなっている日本語の迷惑メールが増えています。これを数日分、100通ほど溜め込んで、ヘッダを比べてみました。4文字のものは125.57.[106-108].*、5〜6文字のものは58.180.[196-199,212-219].*を通ってくる場合が多いようです。ひょっとして、ランダムに見える4〜6文字のアルファベットの並びを含む差出人は偽装されているのではなくて、それぞれに対応する(迷惑メール送信専用の?)サーバが(延べ3000台くらい?)存在しているのでしょうか。いずれにしても、このタイプの迷惑メールは差出人や下手な学習でブロックするよりもアドレス範囲でバッサリ切り捨ててしまったほうがよさそうです。早速、@niftyのスパムメールブロックの設定で"Received:"に"[58.180.196."(219まで同様)または"[125.57.106."(108まで同様)が含まれていたらごみ箱に放り込んでメールソフトで受信しないようにしてみました(新しいルールでいきなり受信拒否するのは心配なのでとりあえずごみ箱へ)。これだけ(ルールの数にして15件)で、差出人がinfo@で始まる迷惑メールの8割くらいは排除できそうです。


2005年10月25日(火)

素因数分解の投稿ページの日本語表示

英語ではわかりにくいということで、とりあえず投稿ページだけ日本語表示に対応しました。投稿ページの先頭のJapaneseボタンで日本語になります。言語の選択はCookieに保存され、次回から(保存されたCookieが有効である限り)勝手に日本語で出てくるようになります。


迷惑メール対策メモ(続き)

きのう書いた125.57.[106-108].*と58.180.[196-199,212-219].*に、同じく4文字のパターンが多い211.94.137.*と、seed.net.twやspol.com.twなどの台湾方面でinfo@系の偽装迷惑メールが多い203.67.[34,145,224].*および210.202.[7,76].*を加えた、@niftyメール用のinfo@系スパムメールブロック条件です。@niftyメールのスパムメールブロック条件のページでインポートすると条件に追加されます。do="INBOX.Trash"の部分は「ごみ箱」へ移動するという意味で、これをdo="Destroy"に変えると受信拒否、do="INBOX.@SPAM"に変えると「迷惑メール」フォルダへ移動となります。使用は自己責任で。

@niftyメール用のinfo@系スパムメールブロック条件
<?xml version="1.0" encoding="EUC-JP"?>
<spamblock>
<filter active="true" do="Receive">
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.196.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.197.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.198.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.199.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.212.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.213.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.214.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.215.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.216.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.217.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.218.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[58.180.219.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[125.57.106.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[125.57.107.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[125.57.108.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[203.67.34.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[203.67.145.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[203.67.224.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[210.202.7.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[210.202.76.</term>
</condition>
<condition active="true" do="INBOX.Trash">
<term casematch="false" comparison="include" target="received" wildcard="false">[211.94.137.</term>
</condition>
</filter>
</spamblock>

2005年10月26日(水)

迷惑メール対策メモ(続き)

きのうのフィルタによるinfo@系日本語スパムメールの除去率は96%くらい。通り抜けてきたものがあったので、さらに210.64.22.*、218.187.39.*、222.171.42.*の3件を追加してみるテスト。


2005年10月27日(木)

小惑星探査機「はやぶさ」

10月4日の日記で「はやぶさ」の姿勢制御装置が残り1基になって「燃料消費の増加は避けられないでしょうから、サンプルを地球に持ち帰ることができるかどうかが少し心配です」と書きましたが、きょうのプレスリリースで今後新たな機器の故障がないかぎり、帰還にいたるまでの運用は可能であるとの判断にいたりました(JAXA プレスリリースより引用)と発表されました。新しい姿勢制御の方法を導入することで燃料の消費量を減らせることが確認できたそうです。素晴らしいです。地球帰還の日まで故障せずに乗り切って欲しいと思います。


「はやぶさ」が受ける太陽輻射圧は、ゲートポジションで小惑星「イトカワ」から受ける重力の10倍を超えているそうです。ISASによる太陽輻射圧の影響について書かれた記事がわかりやすくて興味深いです。


2005年10月28日(金)

LBTのファーストライト

アリゾナ州南東部のグラハム山(グレアム山)国際天文台に1億2000万米ドルをかけて建設された巨大双眼望遠鏡LBT(Large Binocular Telescope)のファーストライトの画像が公開されています。10月12日にLBTが初めて撮影した天体はアンドロメダ座の螺旋銀河NGC891でした。LBTは口径8.4メートル、研磨精度30ナノメートルの光学望遠鏡を2つ並べて光路の干渉を利用することで最終的に口径22.8メートルの望遠鏡に匹敵する驚異的な解像度(もちろん世界最高)を誇ります(日本のすばる天文台は有効口径8.2メートル、研磨精度14ナノメートル)。LBTが完全に稼動するのは来年の秋とのことですが、ハッブル宇宙望遠鏡の10倍鮮明な画像によって超深宇宙の謎が明らかにされてゆくことでしょう。


迷惑メール対策メモ

info@系日本語スパムメールフィルタに125.57.109.*と203.155.104.*の2件を追加。今のところ誤判定はなし。info@系の除去率は98%くらい。


2005年10月29日(土)

XI-V

東京大学のCubeSat(10cm立方、1kg)級超小型衛星XI-V(サイ・ファイブ)を搭載したKosmos-3Mロケットが日本時間の27日、ロシアのプレセツク射場から打ち上げられ、衛星は予定の軌道に投入されたようです。早速JavaScriptで人工衛星の位置を表示するに追加しようと思ったのですが、今回の打ち上げでは小型衛星が同時に多数放出されたのでトラッキング情報を見てもどれがどのオブジェクトなのかわかりませんでした。わかったら追加します。


小惑星2005 UW5

月よりも近い距離まで地球に接近してくる小惑星が、最接近の時刻よりも前に発見されたのでメモ。


うちだけかもしれない

人工衛星のデータを整理していたときに気付いたのですが、私のWinXPの環境ではなぜかIE6でブラウザの起動と同時に開いた場合に限って表示されないHTMLファイルがあるのです。IE6でtest051029a.htmを左クリックして開いてみてください。「カタログ…」で始まる意味のないテキストが表示されます。この操作では問題ありません。次に、test051029a.htmを開いた状態のウインドウでメニューの「ファイル」→「送信」→「ショートカットをデスクトップへ」を選択してデスクトップにtest051029a.htmへのショートカットを作成し、ここで一旦IE6のウインドウをすべて閉じてから、デスクトップにできたインターネットショートカットをダブルクリックしてIE6で開いてみてください(このときIE6がデフォルトのブラウザになっている必要があると思います)。すると、私のWinXPの環境ではなぜかtest051029a.htmの内容が真っ白になってテキストが表示されないのです。ハードディスクにあるtest051029a.htmのアイコンをダブルクリックしても同様です(ハイパーリンクを右クリック→「対象をファイルに保存」で保存すると試せます。メニューの「ファイル」→「名前を付けて保存」は内容が変化してしまうので不可です)。ハイパーリンク経由で開いた場合は問題なく、IE6のウインドウが他に開いているというだけでも再現しなくなるようです。test051029a.htmの中の<!--xxx…xxx-->の部分はこの現象を発見したときの内容から症状に影響のない要素を削って文字数だけ合わせた結果で、xの数を変えるとテキストが表示されます。test051029a.htmの改行コードはLFで、これも文字数にカウントされていて、改行コードをLFからCRLFに変えるとテキストが表示されます。テキストの内容も関係していて、例えば末尾の「スペース百科」の部分を「スポーツ百科」に変えただけのtest051029b.htmではテキストが表示されます。セキュリティ関係も含めた何かのフィルタが誤動作しているのではないかと思える症状で、Norton Internet Securityを一時的に無効にしただけでは改善せず、原因がどこにあるのかわかりませんでした。「スペース百科」が4096バイトの境界を跨ぐ位置にあることと何か関係があるのかな。とりあえず実害はほとんどなさそうですし、これ以上調べても時間の無駄っぽいので深く追求しないことにしておきます。

test051029a.htm
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html lang="ja-JP">
<head>
<meta content="text/html; charset=Shift_JIS" http-equiv="content-type">
<title></title>
</head>
<body>
<!--
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xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
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-->
カタログ 番号 国際標識 名前
名前 タイトル 名前 別名
打ち上げ 国 機関 日時 射場 ロケット 重量
運用 機関 開始日時 終了日時 軌道重量
概要
ウェブ
NSSDC Master Catalog search
SPACEWARN Bulletin index
Celestrak WWW SATCAT search
Heavens-Above
Encyclopedia Astronautica index
Gunter's Space Page index
スペース百科
</body>
</html>

2005年10月30日(日)

ISS長期滞在開始からもうすぐ5周年

数ある人工衛星の中でも宇宙飛行士が常駐しているのはISS(国際宇宙ステーション)だけ。そのISSで宇宙飛行士の長期滞在が始まってから11月2日で5周年になります。最初の長期滞在クルー3名は若田宇宙飛行士が帰還した1週間後の2000年10月31日にソユーズロケットでISSへ向かい、11月2日にドッキング、2001年3月に帰還するまで138日間滞在しました。この間にISSはジャンボジェット機の翼よりも大きな太陽電池パネルの翼を得て、肉眼で容易に見つけられる人工衛星になりました。


2005年10月31日(月)

てれび

Hjkさんから。10月31日20:00〜20:54フジテレビ系「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」に水樹奈々さんがゲスト出演。


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