| STUDIO KAMADA | Japanese to English by @nifty |
| 2008年2月の日記 | 2008-06-19(Thu) 15:54 |
|---|
| 打ち上げ日 | 射場 | ロケット | 軌道 | 名前 | 開発 | 運用 | 重量など | 参照 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2月5日 22時03分 成功 |
カザフスタン チュラタム バイコヌール宇宙基地 |
FKA Soyuz-U |
ISS 340km |
プログレス補給船 Progress M-63 32484 2008-004A PROGRESS-M 63 |
ISS補給フライト 28P | JAXA ISS Gunter |
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| 2月6日 18時14分40秒 成功 |
日本 鹿児島県 内之浦宇宙空間観測所 |
観測ロケットS-310-38号機 | 160km | - | JAXA ISAS 高度150kmまでの三次元プラズマ分布の観測 |
JAXA ISAS JAXA ISAS |
||
| 2月8日 4時45分 成功 |
アメリカ フロリダ州 ケネディ宇宙センター LP39A |
- | ISS 340km |
スペースシャトル アトランティス号 STS-122 32486 2008-005A STS 122 |
ISS組み立てフライト 1E コロンバス |
Spaceflight Now NASA shuttle JAXA iss |
||
| 2月11日 20時34分 成功 |
カザフスタン チュラタム バイコヌール宇宙基地 |
Proton-M Briz-M | 静止 西経0.8度 |
通信衛星 Thor 5 32487 2008-006A |
アメリカ オービタル・サイエンス |
ノルウェー テレノール |
Star-2 Ku×24+8 2,012kg 15年 Thor IIの代替機 |
Orbital Gunter |
| 2月23日 17時55分 成功 |
日本 鹿児島県 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場 (吉信第1射点) |
MHI (三菱重工) H-IIA 2024 H2A F14 |
静止 東経143度 |
超高速インターネット衛星 きずな WINDS 32500 2008-007A WINDS (KIZUNA) |
日本 JAXA NICT |
21.5m 4,850kg 2,700kg |
JAXA countdown MHI JAXA press JAXA press JAXA winds JAXA satnavi |
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| ← 1月の打ち上げ / 3月の打ち上げ → | ||||||||
1月28日の話の続き。岩日誌さんから。アメリカは近いうちに落下する偵察衛星がNROL-21(USA 193)であることを認め、北米大陸に落ちる可能性もあるのでその場合に備えて緊急時対策を検討しているそうです。Technobahnの「北米大陸に落下の見通し」や「北米大陸に墜落するとの見解を示した」といった記述は信じ難いです。これだと十中八九は北米大陸に落ちるかのような印象を受けますが、いくらNORADでも1ヶ月くらい(?)先に大気圏へ再突入しそうな制御不能の衛星の落下地点をそこまで絞り込めるとは思えません。北米大陸に落下する確率が他の地域に落下する確率よりもとりわけ高いわけではなくて、前述のように北米大陸に落ちる可能性もあるのでその場合に備えておくということでしょう。NROL-21の軌道傾斜角は58.5度なのでそれよりも高緯度の地域には落ちませんが、地球を球と仮定して積分してみるとその範囲は南北合わせて地球の表面の14.7%しかなく、残りの85.3%のどこに落ちるかはまだわかりません。
1月25日に書いたJAXA ISASの観測ロケットS-310-38号機の打ち上げは2月3日18時12分10秒の予定。
観測ロケットS-310-38号機の打ち上げは今日も観測条件が合わず2月6日18時14分40秒に延期されました。
Aokiさんから。The ECMNET ProjectのPaul Zimmermannさんが5725-1の165桁の因数をECMで66桁の素数と99桁の素数の積に分解しました。66桁はECMで見つかった素因数の中で歴代3位の大きさです。
22時03分、プログレス補給船Progress M-63がカザフスタン チュラタムのバイコヌール宇宙基地からSoyuz-Uロケットで打ち上げられました。ISSとのドッキングは7日23時38分の予定。
18時14分40秒、JAXA ISASの18時14分40秒が鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。ロケットは順調に飛行して最高高度157kmに達し、観測を終えて海上に落下しました。
日本時間4時45分、スペースシャトル「アトランティス号」がアメリカ フロリダ州のケネディ宇宙センター LP39Aから離陸しました。国際宇宙ステーションとのドッキングは2月10日未明、帰還は2月18日夜の予定です。
日本時間2時17分、オーストラリア南部の上空、高度約336kmでスペースシャトル「アトランティス号」が国際宇宙ステーションにドッキングしました。3時41分にハッチが開き、ステーションは2月16日までの間10人の宇宙飛行士が滞在する大所帯になりました。
最初の船外活動が担当クルーの健康問題で1日延期されたため以降のスケジュールが1日後ろにずれました。帰還は2月20日未明の予定。
韓国ソウルの観光名所で国宝1号の崇礼門(スンネムン、Sungnyemun、南大門、ナムデムン、Namdaemun、北緯37.5600度、東経126.9754度、Google マップ、Google Earth)で昨夜火事があり、5時間後にようやく鎮火したときには既に築610年の楼閣は崩壊し見るも無残な姿に。あーあ。
日本時間11日20時34分、ノルウェーの通信衛星Thor 5(32487 2008-006A)がカザフスタン チュラタムのバイコヌール宇宙基地からProton-M Briz-Mロケットで打ち上げられました。衛星は静止トランスファ軌道へ投入され、打ち上げは成功しました。
15日に予定されていた超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の打ち上げが延期されました。昨夜行われたH-IIAロケット14号機の第2段姿勢制御用ガスジェットスラスタ装置への推進薬充填作業で不適合が生じ、対処に時間がかかると判断したそうです。
1月28日と2月1日に書いた大型の偵察衛星が落ちてくる話の続き。アメリカは制御不能のまま大気圏に再突入しようとしているNRO(米国家偵察局)の偵察衛星NROL-21(29651 2006-057A USA 193)を再突入の直前にミサイルで撃墜する計画を公表しました。目的はNROL-21が抱えているヒドラジンのタンクの破壊と主要な部分の落下地点を制御することで、ブッシュ大統領と米政府高官が同意して1月4日から計画を立て始め、既に撃墜の準備が進んでいるそうです。
NROL-21の重量は5,015ポンド(2,275kg)でそのうちの約2,800ポンド(1,270kg)が燃え尽きずに地表に到達すると予測されています。直径40インチ(102cm)の球形のとても頑丈なタンクに約1,000ポンド(454kg)のヒドラジンが入っており、このまま放置して運悪く人家のある地域に落下すれば地面に激突した衝撃でタンクが壊れて有毒物質が噴出し負傷者どころか死者さえ出るかも知れません。大気圏再突入の際にタンクを確実に壊しておくために撃墜という強硬手段が選択されました。
NROL-21の破壊には弾道ミサイル迎撃用のSM-3(スタンダードミサイル3)を衛星破壊用に変更したものが用いられます。太陽電池パネルも開いていないNROL-21には熱源がないためミサイルの誘導方法を変更する必要があり、3発のSM-3が準備されています。正確な位置は公表されていませんが北太平洋上でミサイル巡洋艦レイク・エリー(USS Lake Erie、CG-70)とミサイル駆逐艦ディケーター(USS Decatur、DDG-73)がNROL-21破壊計画を遂行します。SM-3は1発あたりおよそ950万ドル(約10億円)、撃墜計画全体で4,000万ドル〜6,000万ドル(43億円〜65億円)の費用がかかるそうです。
条件が異なるとはいえ、中国の衛星破壊実験を批判していたアメリカが自国の衛星をミサイルで破壊するという決断を下したことに驚きました。2007年1月19日に書いたように、ちょうどNROL-21の通信途絶が報じられた2007年1月に中国が衛星破壊実験を行いました。数多くの地球観測衛星が利用している高度である840km〜860kmの軌道上で老朽化した気象衛星「風雲1号C」を粉砕し、無数のデブリを撒き散らしたのです。これは高速道路に釘を撒いたり公園の砂場にガラス片を撒くことを連想させる行為です(もしかして中国ではその程度のことは日常茶飯事で悪いことだと思っていないのでしょうか)。「風雲1号C」のデブリは1年以上経った現在でも軌道要素が公開されている比較的大きいものだけで2,196個もあり、その中には遠地点高度が4,000kmを超えているものもあります。「風雲1号C」のデブリとの衝突避けるために地球観測衛星Terraが軌道変更を余儀なくさせられるなど、中国のしたことは現実に宇宙利用の妨げになっています。
一方、NROL-21は「風雲1号C」よりもずっと低い高度200km〜250km付近で破壊されます。NROL-21の破壊で発生するであろうデブリの中には一時的にISS(国際宇宙ステーション)の高度(350km前後)を超えるものが現れるかも知れませんが、その場合は近地点が大気圏内になると考えられますから地球を1周もしないうちに大気圏に再突入して燃え尽きてしまうでしょう。デブリの高度が高くなる期間が短ければ他の衛星と交錯する確率の低いタイミングを狙って破壊することができるのでこの計画で生じるデブリのリスクは「風雲1号C」の場合と比較してずっと低いはずです。しかし、それでもやはり宇宙空間で兵器を用いる考えには抵抗があります。
現在、スペースシャトル「アトランティス号」のクルーがISS組み立てミッションを遂行中です。帰還は日本時間2月20日の夜に予定されており、スペースシャトルがNROL-21のデブリに遭遇する確率をゼロにするためにNROL-21の撃墜はシャトルの帰還後に実行されます。ただし、撃墜の成功率を上げるために撃墜可能な期間をなるべく長く確保したいので、スペースシャトルにはミッションが終わり次第大急ぎで降りてきてもらうことになります。主帰還地(フロリダ州 ケネディ宇宙センター)の天候が悪い場合は通常は帰還を1日延期してそれでも降りられなければ代替帰還地(カリフォルニア州 エドワーズ空軍基地内NASAドライデン飛行研究センター)を選択しますが、今回は帰還予定日の当日から代替帰還地にも着陸できるように準備しておくそうです。
18時24分、スペースシャトル「アトランティス号」がISS(国際宇宙ステーション)とのドッキングを解きました。ケネディ宇宙センターへの帰還は20日23時07分(現地時間20日9時07分)の予定です。NROL-21の撃墜はアトランティス号の着陸後に行われるのでシャトルが帰路でNROL-21のデブリと遭遇することはありません。
H-IIAロケット14号機の不具合のため打ち上げが延期されていた超高速インターネット衛星「きずな」は2月23日以降に打ち上げられることになりました。
NROL-21に対する1回目のミサイル攻撃が日本時間21日12時30分頃に行われる可能性があります。21日11時30分〜14時00分の間に北緯12.65度〜31.75度、西経172.5度〜161.4833度の空域にHAZARDOUS OPERATIONSに関するノータム(航空機に対する警戒情報)が発令されており、NROL-21は12時27分9秒〜30分36秒にこの海域の上空を秒速7.76kmで南西から北東へ向かって通過します。先日のCNNの記事にミサイルと衛星の相対速度は22,000マイル毎秒≒9.8km/sと書かれていましたから、SM-3は南西方向に発射されて太平洋上空で正面衝突に近い角度でNROL-21に体当たりするのでしょう。衛星のほうが質量が大きいので1回目の攻撃で十分なダメージを与えられなければ後日2回目の攻撃が行われることになります。参考:SeeSat-LのTed Molczan氏の投稿[1],[2]。追記:最新の軌道要素[3]で再計算しました。
NROL-21 (USA 193)
1 29651U 06057A 08052.01700749 .00286558 00000-0 31619-3 0 04
2 29651 58.4796 26.1000 0011038 100.0855 260.1493 16.08904727 04
カタログ名 = NROL-21 (USA 193)
カタログ番号 = 29651
国際標識 = 2006-057A
元期 = 2008年 2月21日(木) 9時24分29.447秒 [JST]
= 2454517.51700749 [JD]
軌道傾斜角 i0 = 58.4796 [deg]
昇交点赤経 Omega0 = 26.1000 [deg]
離心率 e0 = 0.0011038
近地点引数 omega0 = 100.0855 [deg]
平均近点角 M0 = 260.1493 [deg]
平均運動 n0 = 16.08904727 [revs/day]
周期 = 1時間29分30.113秒
近地点高度 = 242.53 [km]
遠地点高度 = 257.17 [km]
軌道長半径 a0 = 6627.99 [km]
軌道短半径 b0 = 6627.98 [km]
近地点距離 q0 = 6620.67 [km]
遠地点距離 Q0 = 6635.30 [km]
昇交点赤経摂動 = -4.5537 [deg/day]
近地点引数摂動 = 1.5966 [deg/day]
平均運動の1階微分 n.0 = 0.00286558
平均運動の2階微分 n:0 = 0.00000000
ドラグ係数 B* = 0.00031619
開始時刻 = 2008年 2月21日(木) 11時30分 0.000秒 [JST]
終了時刻 = 2008年 2月21日(木) 14時 0分 0.000秒 [JST]
間隔 = 0時間 0分10.000秒
表示範囲 = 北緯12.6500度〜北緯31.7500度、西経172.5000度〜西経161.4833度
yyyy-mm-dd hh:mm:ss.sss x[km] y[km] z[km] vx[km/s] vy[km/s] vz[km/s] v[km/s] alpha[deg] delta[deg] dis[km] longi[deg] lati[deg] height[km]
2008-02-21 12:27:10.000 5390.195 3567.368 1461.182 -3.512915 2.660067 6.386905 7.759452 33.4976 12.7380 6626.867 -168.7333 12.7380 248.730
2008-02-21 12:27:20.000 5354.697 3593.723 1524.949 -3.586586 2.610968 6.366370 7.759602 33.8669 13.3043 6626.696 -168.4057 13.3043 248.559
2008-02-21 12:27:30.000 5318.465 3619.586 1588.506 -3.659767 2.561509 6.344958 7.759750 34.2380 13.8700 6626.524 -168.0764 13.8700 248.387
2008-02-21 12:27:40.000 5281.503 3644.952 1651.845 -3.732451 2.511696 6.322672 7.759896 34.6109 14.4352 6626.352 -167.7453 14.4352 248.215
2008-02-21 12:27:50.000 5243.818 3669.819 1714.957 -3.804625 2.461538 6.299516 7.760041 34.9858 14.9998 6626.181 -167.4122 14.9998 248.044
2008-02-21 12:28:00.000 5205.413 3694.182 1777.832 -3.876281 2.411039 6.275492 7.760184 35.3626 15.5638 6626.008 -167.0772 15.5638 247.871
2008-02-21 12:28:10.000 5166.294 3718.038 1840.464 -3.947408 2.360207 6.250604 7.760325 35.7415 16.1272 6625.836 -166.7401 16.1272 247.699
2008-02-21 12:28:20.000 5126.466 3741.385 1902.841 -4.017996 2.309051 6.224855 7.760465 36.1226 16.6900 6625.664 -166.4007 16.6900 247.527
2008-02-21 12:28:30.000 5085.935 3764.218 1964.958 -4.088035 2.257575 6.198248 7.760603 36.5060 17.2520 6625.492 -166.0591 17.2520 247.355
2008-02-21 12:28:40.000 5044.707 3786.535 2026.803 -4.157517 2.205788 6.170788 7.760739 36.8917 17.8134 6625.319 -165.7152 17.8134 247.182
2008-02-21 12:28:50.000 5002.787 3808.333 2088.370 -4.226430 2.153696 6.142478 7.760873 37.2799 18.3740 6625.147 -165.3688 18.3740 247.010
2008-02-21 12:29:00.000 4960.180 3829.608 2149.650 -4.294766 2.101307 6.113322 7.761006 37.6707 18.9339 6624.974 -165.0198 18.9339 246.837
2008-02-21 12:29:10.000 4916.894 3850.358 2210.634 -4.362516 2.048629 6.083324 7.761137 38.0641 19.4929 6624.802 -164.6682 19.4929 246.665
2008-02-21 12:29:20.000 4872.932 3870.580 2271.313 -4.429668 1.995667 6.052487 7.761266 38.4602 20.0512 6624.630 -164.3138 20.0512 246.493
2008-02-21 12:29:30.000 4828.302 3890.271 2331.681 -4.496216 1.942430 6.020817 7.761394 38.8592 20.6085 6624.458 -163.9566 20.6085 246.321
2008-02-21 12:29:40.000 4783.010 3909.428 2391.727 -4.562148 1.888925 5.988318 7.761519 39.2611 21.1650 6624.286 -163.5965 21.1650 246.149
2008-02-21 12:29:50.000 4737.061 3928.049 2451.444 -4.627456 1.835160 5.954993 7.761643 39.6661 21.7205 6624.114 -163.2333 21.7205 245.977
2008-02-21 12:30:00.000 4690.463 3946.130 2510.824 -4.692132 1.781140 5.920848 7.761766 40.0742 22.2750 6623.943 -162.8669 22.2750 245.806
2008-02-21 12:30:10.000 4643.221 3963.671 2569.858 -4.756165 1.726876 5.885888 7.761886 40.4856 22.8286 6623.772 -162.4973 22.8286 245.635
2008-02-21 12:30:20.000 4595.341 3980.667 2628.539 -4.819547 1.672373 5.850116 7.762005 40.9004 23.3811 6623.601 -162.1243 23.3811 245.464
2008-02-21 12:30:30.000 4546.832 3997.117 2686.857 -4.882270 1.617639 5.813538 7.762122 41.3187 23.9325 6623.430 -161.7478 23.9325 245.293
日本時間17時09分頃、インドネシアのスマトラ北部でM7.5の地震がありました。USGSによると震源の位置は北緯2.751度、東経95.966度、深さ34.3km。
日本時間20日23時07分、スペースシャトル「アトランティス号」が予定通りアメリカ フロリダ州のケネディ宇宙センター 15番滑走路に帰還しました。
超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の打ち上げ日時が2月23日16時20分〜17時55分に設定されました。
日本時間12時26分頃、太平洋上でミサイル巡洋艦レイク・エリー(USS Lake Erie、CG-70)が衛星攻撃用に調整されたSM-3(スタンダードミサイル3)を1発発射し、ミサイルは24分後に高度約247kmで制御不能のまま降下してきているアメリカの偵察衛星NROL-21(29651 2006-057A USA 193)に命中しました。ミサイルはヒドラジンを満載していた燃料タンクを直撃したと思われ、衛星は粉々になり、フットボールよりも大きい破片は見当たらないそうです。
超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の打ち上げは17時55分。種子島は風が強いそうです。
強風のため打ち上げ時刻を16時20分から16時55分に変更。
警戒水域に船舶が確認されたため打ち上げ時刻を16時55分から17時50分に変更。
打ち上げ時刻を17時55分に変更。
17時55分 リフトオフ!
17時55分、日本の超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)が鹿児島県の種子島宇宙センター 大型ロケット発射場からH-IIAロケット14号機で打ち上げられました。約28分3秒後に衛星が静止トランスファ軌道に投入されて打ち上げは成功しました。打ち上げ時の風速は15.2m/sとのことで強い風に吹かれながらの打ち上げになりました。
超高速インターネット衛星「きずな」(32500 2008-007A WINDS (KIZUNA))は太陽電池パドルを展開し、1回目のアポジエンジン噴射も終えて順調に飛行中。
日本時間17時37分頃、インドネシアのスマトラ南部でM7.0の地震がありました。USGSによると震源の位置は南緯2.352度、東経100.018度、深さ35km。
20日に発生したスマトラ島沖のM7.5の地震について国土地理院が陸域観測技術衛星「だいち」による観測結果を公表しています。合成開口レーダーを用いた干渉解析で衛星に向かう向きに最大約59cmの地殻変動が確認されたそうです。2004年から始まった一連のスマトラ島沖の地震でシムルエ島とパダン沖が震源の空白域になっていて20日の地震はシムルエ島の空白域を埋める形で発生したという情報も興味深いです。ところで、プレスリリースの発表日時(の表示)は25日の16時00分なのですが、その1時間半後の25日17時37分頃に発生したM7.0の地震の震源がちょうどパダン沖の空白域に位置していることに気付きました。続報を期待しています。
NORADのカタログに21日に撃墜されたNROL-21のデブリが17個掲載されました。NROL-21はアメリカの軍事衛星なのでもともと詳しい情報は公開されていなかったのですが、デブリに関しては情報公開を求める声が大きかったので申し訳程度に載せたのかも知れません。掲載されたデブリの中には近地点高度が240kmを超えているものが3個、遠地点高度が1,200kmを超えているものが5個もあり、破壊から5日半経った時点でまだこの高度を回っていることに驚きました。
| カタログ番号 | 元期[JST] | 近地点高度[km] | 遠地点高度[km] |
|---|---|---|---|
| 32502 | 2月27日 9時54分 | 161.81 | 1355.35 |
| 32503 | 2月27日 3時45分 | 213.35 | 1869.77 |
| 32504 | 2月27日 12時14分 | 170.51 | 728.60 |
| 32505 | 2月27日 12時58分 | 226.97 | 1548.54 |
| 32506 | 2月27日 9時29分 | 171.56 | 793.63 |
| 32507 | 2月27日 3時15分 | 229.76 | 1608.77 |
| 32508 | 2月27日 11時57分 | 234.90 | 982.56 |
| 32509 | 2月27日 12時33分 | 239.61 | 1281.50 |
| 32510 | 2月27日 0時53分 | 242.37 | 861.86 |
| 32511 | 2月27日 12時44分 | 224.63 | 747.59 |
| 32512 | 2月27日 3時54分 | 239.33 | 962.31 |
| 32513 | 2月27日 5時14分 | 204.91 | 230.88 |
| 32514 | 2月27日 12時42分 | 201.51 | 254.55 |
| 32515 | 2月27日 12時18分 | 243.33 | 764.45 |
| 32516 | 2月26日 14時20分 | 192.70 | 964.71 |
| 32517 | 2月27日 8時55分 | 241.04 | 543.81 |
| 32518 | 2月27日 9時53分 | 187.18 | 423.25 |
神戸大学大学院理学研究科惑星科学研究センターのパトリック ソフィア リカフィカ研究員と向井正教授による太陽系外縁部の理論研究によって、近日点距離が80天文単位以上(光速で11時間以上、準惑星エリス(38天文単位)の2倍以上)、軌道長半径が100〜175天文単位(公転周期に換算すると1,000〜2,315年)、軌道傾斜角が20〜40度の軌道に、質量が地球の0.3〜0.7倍(火星(0.1倍)と金星(0.8倍)の間)の未知の天体が存在する可能性が高いことがわかったそうです。表面にメタンの氷が存在するエリス(2.3g/cm^3)と同じくらいの密度だと仮定すると単純計算で半径はおよそ5,700km〜7,600kmもあることになり、地球(赤道半径が6,378km)と同じくらいの大きさか、あるいは地球よりもひとまわり大きいかも知れません。近日点における明るさは14.8〜17.3等と予測されており、大規模なサーベイが開始されれば10年かからずに発見される可能性があるとのこと。ひょっとしたら既に写っていて気付かれていない写真がどこかにあるかも知れませんね。
1月13日に書いた地球近傍小惑星2008 AF4のトリノスケールが0と1をいったりきたりしています。びみょー。
日本時間の今夜予定されていたNRO(米国家偵察局)の偵察衛星NROL-28の打ち上げは21日に破壊したNROL-21のデブリとの衝突を警戒して3月に延期されたそうです。NROL-28がNROL-21のデブリと衝突して制御不能になったりしたら目も当てられませんから。
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