| STUDIO KAMADA | Japanese to English by @nifty |
| 2008年3月の日記 | 2008-06-19(Thu) 15:53 |
|---|
| 打ち上げ日 | 射場 | ロケット | 軌道 | 名前 | 開発 | 運用 | 重量など | 参照 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3月9日 13時03分04秒 成功 |
仏領ギアナ クールー ギアナ宇宙センター ELA-3 |
アリアンスペース Ariane 5 ES |
ISS 340km |
欧州補給機 (ATV) ジュール・ヴェルヌ 32686 2008-008A ATV-1 (JULES VERNE) |
ISS組み立てフライト ATV1 | ESA Arianespace Spaceflight Now |
||
| 3月11日 15時28分 成功 |
アメリカ フロリダ州 ケネディ宇宙センター LP39A |
- | ISS 340km |
スペースシャトル エンデバー号 STS-123 32699 2008-009A STS 123 |
ISS組み立てフライト 1J/A きぼう船内保管室 デクスター |
NASA shuttle JAXA きぼう |
||
| 3月13日 19時02分 成功 |
アメリカ カリフォルニア州 バンデンバーグ空軍基地 SLC-3E |
ULA Atlas V |
偵察衛星 NROL-28 |
アメリカ | ULA | |||
| 3月15日 8時18分 失敗 |
カザフスタン チュラタム バイコヌール宇宙基地 |
ILS Proton-M/Breeze-M |
静止 西経61.5度 |
通信衛星 AMERICOM-14 AMC-14 32708 2008-011A |
アメリカ Lockheed Martin |
アメリカ SES AMERICOM EchoStar |
8.2kw Ku×32 |
SES AMERICOM |
| 3月15日 15時10分 成功 |
アメリカ フロリダ州 ケープカナベラル空軍基地 SLC-17A |
Delta II | GPS | GPS衛星 GPS 2R-19 32711 2008-012A NAVSTAR 62 (USA 201) |
アメリカ | |||
| 3月20日 7時48分 成功 |
オデッセー 太平洋上 西経154度 |
シー・ローンチ Zenit-3SL |
静止 西経99.2度 |
放送衛星 DIRECTV 11 32729 2008-013A DIRECTV 11 |
アメリカ ボーイング |
アメリカ DIRECTV |
Boeing 702 5,923kg 12年 Ka×32+12 Kaスポット×55+15 |
Sea Launch |
| 3月28日 2時15分 成功 |
カザフスタン チュラタム バイコヌール宇宙基地 |
Kosmos 3M | レーダー偵察衛星 SAR-Lupe 4 32750 2008-014A SAR-LUPE 4 |
ドイツ | ||||
| ← 2月の打ち上げ / 4月の打ち上げ → | ||||||||
2月23日に打ち上げられた超高速インターネット衛星「きずな」は4回のアポジエンジン噴射と20Nスラスタ噴射を経て近地点高度35,192km、遠地点高度35,824km、傾斜角0.08度、周期23時間41分(端数は切り捨て)のドリフト軌道に到着しました。衛星の周回速度が地球の自転速度よりもわずかに速いドリフト軌道を用いてこのまま赤道上空をゆっくり東へ流れて行き、3月14日頃に東経143度の静止軌道に収まります。
超高速インターネット衛星「きずな」がドリフト軌道に入って24時間以上経ちましたがトラッキングデータがまだトランスファ軌道を示しているため正しい位置を表示できていません。じきに直ると思います。
ESAの欧州補給機(ATV)「ジュール・ヴェルヌ」の打ち上げ日時がAriane 5 ESロケットの分離システムの再点検のために24時間延期され、3月8日13時23分から3月9日12時59分に変更されました。スペースシャトル「エンデバー号」が日本実験棟「きぼう」の船内保管室を携えてISSへ向かう3月11日の2日前ということになりますが、ATVがISSにドッキングするのはスペースシャトルのミッションが終わった後なのでATVの打ち上げ日時の変更がスペースシャトルのミッションに影響することはありません。
シー・ローンチによるDIRECTVの通信衛星DIRECTV 11の打ち上げ日時が3月18日7時49分に設定されました。DIRECTV 11はBoeing 702衛星バスにKaバンドの中継器を32本(予備12本)+スポット55本(予備15本)搭載した打ち上げ重量5,923kgの大型の通信衛星で、太平洋上 西経154度で打ち上げプラットフォーム「オデッセー」からZenit-3SLロケットで打ち上げられます。赤道上空 西経99.2度に静止して2007年7月7日に打ち上げられたDIRECTV 10と共に全米150チャンネル、地域1,500チャンネルのHDTV放送を中継します。設計寿命は12年。シー・ローンチによる打ち上げは1月15日のThuraya-3に続いて今年2回目です。
欧州補給機(ATV)「ジュール・ヴェルヌ」の打ち上げ時刻が先日の発表よりも4分遅れて3月9日13時03分に設定されました。4月前半に国際宇宙ステーションとドッキングするための微調整です。
日本時間13時03分、欧州補給機(ATV)「ジュール・ヴェルヌ」(32686 2008-008A ATV (JULES VERNE))が仏領ギアナ クールーのギアナ宇宙センター ELA-3からアリアンスペースのAriane 5 ESロケットで打ち上げられました。ATVは67分後に軌道に投入され、打ち上げは成功しました。トンボの翅のような4枚の太陽電池パネルを展開して順調に飛行しています。国際宇宙ステーションとのドッキングは4月3日23時39分の予定です。
Fussyさんのページのアルゴリズムのコーナーに多倍長整数の演算が登場。
15時19分 打ち上げ9分前。カウントダウン再開
15時23分 打ち上げ5分前。APUスタート
15時25分 打ち上げ3分前。メインエンジンノズルスタンバイ
15時28分 リフトオフ!
日本時間15時28分、スペースシャトル「エンデバー号」(32699 2008-009A STS 123)がアメリカ フロリダ州のケネディ宇宙センター LP39Aから離陸しました。「きぼう」日本実験棟の建設開始です。
日本時間19時03分、NRO(米国家偵察局)の偵察衛星NROL-28がアメリカ カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地 SLC-3EからULAのAtlas Vロケットで打ち上げられました。
土井宇宙飛行士がロボットアームを操って「きぼう」日本実験棟の船内保管室(質量4.2t)をISSに取り付けました。
sky.google.com。Google Earthのスカイビューのウェブ版。可視光線に加えて赤外線やマイクロ波などのレイヤの透明度をスライダで調整できるお手軽仕様。お気に入りは「宇宙のステルヴィア」に出てくるコズミックフラクチャーを連想させるNGC 5866。
2月23日に打ち上げられた超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)が東経143度の静止軌道に収まりました。
日本時間8時18分55秒、カザフスタン チュラタムのバイコヌール宇宙基地からアメリカのEchoStarのためのSES AMERICOMの通信衛星AMC-14がILSのProton-M/Breeze-Mロケットで打ち上げられました。しかし、上段のBreeze-Mのエンジンが予定よりも2分13秒早く燃焼を停止したため、衛星は静止トランスファ軌道よりも遠地点高度が約8,000km低い軌道に投入され、打ち上げは失敗しました。プロトンロケットは半年前の2007年9月6日にもJCSAT-11の打ち上げに失敗しています。
日本時間15日15時10分、アメリカのGPS衛星GPS 2R-19がアメリカ フロリダ州のケープカナベラル空軍基地 SLC-17AからDelta IIロケットで打ち上げられました。衛星は68分後に遠地点高度約20,000kmのトランスファ軌道に投入され、打ち上げは成功しました。GPS 2R-19は1992年9月9日に打ち上げられたGPS 2A-15の役目を引き継ぎます。
はちぽちさんから。スイスのジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機構(CERN)の地下に建設中の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)がいよいよこの夏完成するそうです。LHCは全長27kmの加速器で7兆電子ボルトにまで加速した陽子同士を正面衝突させて人類史上最高の14兆電子ボルトという高エネルギー状態を作り出すことができる装置で、余剰次元の効果でミニブラックホールが人工的に生成される可能性もあるのだとか。高エネルギー加速器研究機構(KEK)や東京大学など日本の15の研究機関が参加しているLHCアトラス実験で用いるアトラス測定器は全長44m、高さ24m、総重量7,000tもあるんだって。
アトラス測定器の大きい写真
日本時間の今朝予定されていたシー・ローンチによる通信衛星DIRECTV 11の打ち上げは、打ち上げ前のテストで問題点(an issue)が見つかったため3月20日7時48分に延期されました。
ラキッ!さんから。オリゲー・フェスタ☆68・第11回の一般入場チケットの発売が開始されたそうです。
Safari 3.1 for Windowsが速い。手元の環境だとJavaScriptでワイヤーフレームを回転させる(陰線消去の実験)のサッカーボールがFirefox 2.0.0.12はトットットッ・・・、IE7はトトト・・・、Opera 9.26はカラカラカラ・・・、Safari 3.1はスルスルスル・・・。
日本時間7時48分、太平洋上 西経154度でDIRECTVの通信衛星DIRECTV 11がシー・ローンチの打ち上げプラットフォーム「オデッセー」からZenit-3SLロケットで打ち上げられました。衛星は61分後に静止トランスファ軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
ハッブル宇宙望遠鏡(HST)による観測で太陽系外惑星HD 189733bに水蒸気だけでなくメタンも存在することがわかったそうです。太陽系外惑星で有機分子の存在が確認されたのは今回が初めて。HD 189733bの公転周期はわずか2.219日で母星に非常に近いため表面温度が1,000度に近い灼熱の惑星です。母星はこぎつね座の亜鈴星雲(Dumbbell Nebula, M27)の東0.28度の方向にある7.67等の恒星HD 189733で地球からの距離は62.9光年。
Jason Papadopoulosさんの素因数分解プログラムMsieveのVersion 1.34が公開されました。
Toxsoftさんによるフリーの天文・プラネタリウムソフトStella Theater LiteのVer2.63が公開されました。
19日に書いた速いのがとりえのSafari 3.1 for Windowsですが、スプーフィングと任意のコードが実行される可能性のある脆弱性があるようです。スプーフィングのほうはwindow.openで新しいウインドウを開いた直後にsetTimeoutとdocument.writeとdocument.closeでウインドウに書き込むだけでアドレスバーに任意のURLを表示できる(document.closeはなくてもよいかも知れない)という簡単なものでした。アドレスバーが偽装されている状態で再読み込みボタンを押すとアドレスバーが示しているサイトにジャンプするようです。
実験
w=window.open('http://www.google.co.jp/','_self');setTimeout("w.document.write('はひっ');document.close()",0)
2月28日に書いた地球近傍小惑星2008 AF4の2089年1月9日の地球への接近のパレルモスケールが-2をオーバー。トリノスケールは1のまま。衝突の確率は約1/20,000。
Firefoxにも脆弱性が見つかったのでサクッとアップデート。Firefox 3の正式リリースも待ち遠しいな。
日本時間9時39分08秒、スペースシャトル「エンデバー号」がケネディ宇宙センター(KSC)に着陸しました。飛行時間は15日と18時間10分54秒でした。
日本時間2時15分、ドイツのレーダー偵察衛星SAR-Lupe 4(32750 2008-014A SAR-LUPE 4)がカザフスタン チュラタムのバイコヌール宇宙基地からKosmos 3Mロケットで打ち上げられました。衛星は高度約500km、傾斜角約98度の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
SAR-LUPE 4
1 32750U 08014A 08087.93073035 .00205056 00000-0 77082-2 0 37
2 32750 98.1626 142.8969 0027236 174.9750 311.3676 15.25935051 31
カタログ名 = SAR-LUPE 4
カタログ番号 = 32750
国際標識 = 2008-014A
元期 = 2008年 3月28日(金) 7時20分15.102秒 [JST]
= 2454553.43073035 [JD]
軌道傾斜角 i0 = 98.1626 [deg]
昇交点赤経 Omega0 = 142.8969 [deg]
離心率 e0 = 0.0027236
近地点引数 omega0 = 174.9750 [deg]
平均近点角 M0 = 311.3676 [deg]
平均運動 n0 = 15.25935051 [revs/day]
周期 = 1時間34分22.102秒
近地点高度 = 469.28 [km]
遠地点高度 = 506.68 [km]
軌道長半径 a0 = 6866.12 [km]
軌道短半径 b0 = 6866.09 [km]
近地点距離 q0 = 6847.42 [km]
遠地点距離 Q0 = 6884.82 [km]
昇交点赤経摂動 = 1.0930 [deg/day]
近地点引数摂動 = -3.4610 [deg/day]
宇宙葬を手がけるアメリカのセレスティス(Celestis Inc.)が早ければ2009年にも月面葬を実施することでOdyssey Moon LimitedおよびAstrobotic Technology Inc.の2社と合意に達したそうです。Google Lunar X PRIZEに参加しているOdyssey MoonとAstroboticはロボットを月面に降ろして探査しようとしている民間企業です。人類初の月面葬はユージン・シューメーカー博士(木星に衝突したシューメーカー・レビー第9彗星の発見者の一人)で、遺灰の一部を載せたNASAのルナ・プロスペクターが周回軌道からの観測を終えて1999年7月31日に計画的に月面に衝突しました。ルナ・プロスペクターは粉々になってしまったと思いますが、セレスティスの月面葬では着陸に失敗しなければ月面に目に見える形の“お墓”(=着陸船?)が残るのでしょう。遺灰の一部を打ち上げる宇宙葬は故人が宇宙へ旅立つ夢をかなえ、一方で宇宙開発を行う企業は軽い荷で運賃を得られるのですから悪い話ではないと思います。
| Copyright (C) 1999-2008 Makoto Kamada All Rights Reserved. | Return from mirror |
|
|