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2008年7月の日記2008-08-04(Mon) 11:03
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2008年7月1日(火)

今月の打ち上げ
打ち上げ日 射場 ロケット 軌道 名前 開発 運用 重量など 参照
7月8日
6時47分
成功
仏領ギアナ クールー
ギアナ宇宙センター ELA-3
アリアンスペース
Ariane 5 ECA
静止
東経98.5度
通信衛星
ProtoStar 1
33153
2008-034A
Space Systems Loral アメリカ
ProtoStar
Chinasat
4,191kg 1,774kg
3.8m×2.4m×2.1m 31.1m
FS 1300
16×Ku 38×C
7,730W
15年
Arianespace
Gunter
静止
東経26度
通信衛星
BADR-6
Arabsat 4C
33154
2008-034B
EADS Astrium (prime)
Alcatel Alenia Space (payload)
サウジアラビア
Arabsat
3,346kg 1,510kg
2.9m×1.75m×2.5m 32m
Eurostar 2000+
24×C 20×Ku
7,800W
15年
Arianespace
Gunter
7月16日
14時21分
成功
オデッセー
太平洋上 西経154度
シー・ローンチ
Zenit-3SL
静止
西経110度
通信衛星
EchoStar 11
Space Systems/Loral アメリカ
EchoStar
SS/L 1300
5,511kg
Spaceflight Now
Gunter
7月22日
11時40分
成功
ロシア アルハンゲリスク州
プレセツク射場 LC-132
Kosmos-3M   レーダー偵察衛星
SAR-Lupe 5
ドイツ   Gunter
7月25日 ロシア オレンブルク州
ドムバロフスキー
(ヤースヌイ)
コスモトラス
Dnepr
太陽同期
820km
地球観測衛星
THEOS
EADSアストリウム タイ
GISTDA
(タイ国家地理情報・宇宙技術開発機構)
750kg Gunter
GISTDA
GISTDA
GISTDA
EADS Astrium
JAXA
RESTEC
7月27日
3時31分
成功
ロシア アルハンゲリスク州
プレセツク射場 LC-43/4
Soyuz-2.1b   光学偵察衛星
Persona 1
COSMOS 2441
ロシア 7,000kg Gunter
RSNF
RSNF
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レピュニットの素因数分解

Factorizations of 11...11 (Repunit)Factorizations of 100...001のジェネレータを更新しました。Phin10.txt -- Factor list of Phi_n(10) (n<=100000)を使っているので上限がそれぞれ10万桁と5万桁というお馬鹿なサイズになっていますが気にしないでください。


「だいち」による森林観測画像

陸域観測技術衛星「だいち」による森林観測画像の一般公開が始まりました。「だいち」の合成開口レーダPALSARで観測された画像を分解能50mまたは500mに間引いたものをGoogle Earthで閲覧できるようになっています。


2008年7月2日(水)

レピュニットの素因数分解

241桁のレピュニット(10241-1)/9がNFSNETによって分解されました。まだ分解されていない最小のレピュニットは(10263-1)/9ということになりました。


ファイアボール

現地時間1日10時40分頃、アメリカ カリフォルニア州南部のサンバナディーノ郡で大勢の住民が火の玉のようなものが空を高速で横切るのを目撃したそうです。航空機の事故や人工衛星の落下ならば情報があるはずなのでこれは隕石でしょうか。小さな隕石は頻繁に地球に降り注いでいると言われていますが真昼間でも明るく輝いて見えるほど大きなものは滅多に見られないと思います。きっと神秘的な光景だったのでしょう。でもカリフォルニア州は今年も多くの山火事に悩まされているそうですからシュワ知事をはじめ現地の人々はこれを天体ショーだなどと喜んではいられないのかも知れません。


2008年7月3日(木)

ProtoStar 1とBADR 6の打ち上げ

2機の静止通信衛星ProtoStar 1とBADR 6のAriane 5 ECAロケットによる打ち上げ日時が7月8日6時47分〜7時21分に設定されました。ProtoStar 1が4,191kg、BADR 6が3,346kg、SYLDA 5を含めた打ち上げ重量は8,639kgとなっています。


アマゾン川

ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は人工衛星を用いた計測でアマゾン川の長さが6,992.06kmであることがわかり6,852.15kmのナイル川を上回ってアマゾン川こそが世界最長の川であると発表しました。昨年アマゾン川の新たな源流が見つかったことが結果に影響しているようです。どちらが世界一かはともかく、アマゾン川流域の衛星写真が強く語っているのは川の長さではなくて流域の自然破壊が急激に進んでいることだと思います。


2008年7月4日(金)

(6*10^200+1)/29 = P84 * P116

Serge Batalovさんが200桁の合成数(6*10^200+1)/29の素因数分解に成功しました。大きい数を分解したからといって大きい素因数が出てくるとは限らないのですがこの数は84桁の素数と116桁の素数に分かれました。


2008年7月5日(土)

オホーツク海でM7.7の地震

USGSによると日本時間11時12分頃カムチャツカ半島の西側のオホーツク海でM7.7の地震があったようです。震源は北緯53.892度、東経152.884度付近で深さは633.3km。16時現在、気象庁の遠地地震に関する情報のページにはこの地震に関する情報がありません。津波警報・注意報は発表されていません。


2008年7月6日(日)

気象衛星の話

かつて日本は気象衛星の維持に失敗し、設計寿命を大幅に越えて観測を続けていた「ひまわり5号」の代わりに2003年5月22日からアメリカから借りてきた「ゴーズ9号」を使わなければならなくなりました。その後2005年2月26日に「ひまわり6号」が打ち上げられて日本の気象衛星が復活し、2006年2月18日に「ひまわり7号」が打ち上げられて日本の気象衛星観測が2機体制になりました。しかし、2機体制は「ひまわり6号」が設計寿命を迎える2010年頃までしか維持されません。2機体制を維持するためには現在本運用されている「ひまわり6号」が設計寿命を迎えるまでに次の衛星を打ち上げなければならないのに、「ひまわり8号(仮)」は「ひまわり7号」が設計寿命を迎える前の2014年までに打ち上げることになっているからです。すなわち、「ひまわり7号」が本運用されるときには全損に対応できるバックアップがありません。気象庁のページには「次期静止気象衛星について検討すべき時期を迎えています」なんてのんきなことが書いてあり、2機体制の復活を急ぐ気配もありません。そもそも「ひまわり6号」と「ひまわり7号」の2機体制は航空管制との相乗りによって実現しただけで、気象庁の予算には2機体制の維持に必要な額が割り当てられていないそうです。日本の政治屋さんは「「ひまわり7号」が故障しても「ひまわり6号」が設計寿命の2倍の10年間頑張ってくれるから大丈夫」なんて馬鹿なことを考えているのでしょうか。今度日本の気象衛星観測が途切れたら、東アジアの気象衛星観測の主導権が中国に移ってしまうかも知れません。


2008年7月8日(火)

ProtoStar 1、BADR 6打ち上げ成功

日本時間6時47分、プロトスターの通信衛星ProtoStar 1とアラブサットの通信衛星BADR 6が仏領ギアナ クールーのギアナ宇宙センター ELA-3からアリアンスペースのAriane 5 ECAロケットで打ち上げられました。2機は所定の静止トランスファ軌道に投入されて打ち上げは成功しました。


次回のAriane 5 ECAロケットの打ち上げは8月前半で宇宙通信のスーパーバード7号機(Superbird 7)とSES AmericomのAMC-21の打ち上げが予定されています。スーパーバード7号機は技術試験衛星VIII型「きく8号」(KIKU-8 (ETS-VIII))や運輸多目的衛星「ひまわり7号」(MTSAT-2)で実証されている三菱電機のDS-2000衛星バスを用いた日本初の国産商業衛星です。スーパーバードC号機の後継機で静止位置は東経144度。


2008年7月9日(水)

「きずな」

2月23日に打ち上げられた超高速インターネット衛星「きずな」が定常段階に移行したそうです。


PLANET-C

2010年にH-IIAロケットで打ち上げられる予定の金星探査機「PLANET-C」に相乗りする小型衛星が発表されました。地球周回軌道に投入される3機の超小型衛星として早稲田大学の「WASEDA-SAT2」、鹿児島大学の「大気水蒸気観測衛星」、創価大学の「Negai☆″」が搭載され、さらにUNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)の「UNITEC-1 (UNIsec Technological Experiment Carrier-1)がPLANET-Cと共に惑星間軌道に投入されて金星を目指すことになりました。


2008年7月10日(木)

Nice split

Robert Backstromさんの提案で、「素因数分解したら真っ二つに分かれた数」をNice splitとしてピックアップしてみました。


2008年7月12日(土)

GOSAT

2008年度打ち上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星GOSATの愛称募集キャンペーンが始まっています。9月10日まで。二酸化炭素の濃度分布を面的に観測して地球温暖化対策に必要なデータを収集する衛星の名前とは?


2008年7月14日(月)

「CHANGE」

CM明けから次のCM入りまで22分間を1カットで撮影した超ロングスピーチに釘付けでした。


2008年7月15日(火)

フォトクロミック

物質に特定の波長の電磁波を照射すると色が変わり、照射をやめると色が元に戻るという性質。日光を当てると色が濃くなるサングラスなどに使われている技術で、中でもヘキサアリールビスイミダゾール(HABI)と呼ばれるフォトクロミック分子は特に反応が速いそうです。動画で見ると面白いですね。


2008年7月16日(水)

EchoStar 11打ち上げ成功

日本時間14時21分、アメリカの通信衛星EchoStar 11がハワイの南、赤道直下の太平洋上 西経154度に陣取ったシー・ローンチの打ち上げプラットフォーム オデッセーからZenit-3SLロケットで打ち上げられました。60分後に衛星が静止トランスファ軌道に投入され、打ち上げは成功しました。


準惑星「マケマケ」

2005年に発見された太陽系外縁天体2005 FY9が「マケマケ」(136472 Makemake)と命名され、正式に準惑星になったそうです。


2008年7月18日(金)

レピュニットの素因数分解

Factorizations of 11...11 (Repunit)のn=65536〜100000の範囲について試し割りの上限を2^32未満から10^10未満に拡張中。


2008年7月19日(土)

(4*10^207-1)/3/227 = c205 = P100 * P106

"1"の右側に"3"を207個並べた133...33の形の208桁のnear-repdigitな数を227で割ると205桁の合成数が残ります。その(4·10207-1)/3/227の素因数分解に取り組んでいたSerge Batalovさんから素晴らしい結果が届きました。分解された合成数と見つかった素因数がいずれも巨大であることに加え、最近は家庭用のパソコンでも当たり前のように積んでいる2GBのメモリで200桁を超える素因数分解が可能であることが示されたという点でも大きな成果だと思います。おめでとうございます。


地震

11時39分頃、東北・関東地方でやや強い地震。震源は福島県沖、深さ10.0km、規模はM6.6。津波注意報発令。宮城県11時50分頃50cm、福島県12時10分頃50cm。第2波、第3波にも注意。石巻鮎川、相馬、仙台新港などに津波が到達。津波注意報解除。


2008年7月20日(日)

観測ロケットS-520-24号機の打ち上げ

JAXAと帝京科学大学がロケット飛行中の微小重力環境を利用した結晶成長実験を行う観測ロケットS-520-24号機の打ち上げは7月30日17時30分の予定。


2008年7月21日(月)

NICT施設一般公開2008

7月25日、26日、27日と8月2日にNICTの施設一般公開2008が開催されるそうです。34mアンテナがある鹿島宇宙技術センターが面白そうなのだけれど家からお散歩で行ける距離ではないのが残念。


2008年7月22日(火)

SAR-Lupe 5打ち上げ成功

日本時間11時40分、ドイツのレーダー偵察衛星SAR-Lupe 5がロシア アルハンゲリスク州のプレセツク射場 LC-132からKosmos-3Mロケットで打ち上げられました。


2008年7月23日(水)

Stella Theater Ver2.65

ToxsoftのStella Theaterシリーズがバージョンアップ。16日に書いたマケマケ対応ほか。


2008年7月24日(木)

地震

0時26分頃、岩手県沿岸北部で震度6強、青森県三八上北で震度6弱の地震。津波の心配はなし。震源は岩手県沿岸北部(北緯39.732度、東経141.635度)、深さ108km、規模はM6.8。余震に注意。


ECMによる試み

素因数分解表の投稿と予約のページに「ECMによる試み」というコーナーを設けました。ECMで素因数を探したけれど結局見つからなかったときに「私はECMをこれだけ試しました」と報告していただけると他の人が無駄な労力をかけずに済むかも知れません。


2008年7月25日(金)

竜巻注意情報

18時07分に東京都に竜巻注意情報が発表されました。19時50分まで有効。竜巻注意情報は3月に新設されたもので東京都に発表されたのは今回が初めてかも。


2008年7月27日(日)

Persona 1打ち上げ成功

日本時間3時31分、ロシアの光学偵察衛星Persona 1(33272 2008-037A COSMOS 2441)がロシアのプレセツク射場LC43/4からSoyuz-2.1bロケットで打ち上げられました。衛星は200km x 700kmの軌道に投入され、打ち上げは成功しました。PersonaはLOMOが開発したセンサーを搭載しており、重量は約7トンとのこと。大きな望遠鏡を積んでいるのでしょう。


2008年7月28日(月)

桜島

7時05分と10時10分に桜島の昭和火口が噴火し、3月に新設された降灰予報が初めて発表されたそうです。


2008年7月29日(火)

新日鉄八幡製鉄所の火災

日本初の近代的な製鉄所として知られる新日鉄八幡製鉄所でコークス工場のベルトコンベヤー付近から出火したそうです。消防に通報があったのは6時44分頃とのことですが10時現在も身体に悪そうな真っ黒い煙を吹き上げて炎上中。


自然に鎮火するのを待っているため12時間以上燃え続けているそうです。


2008年7月31日(木)

タイタンの湖

2007年1月4日に書いた土星の衛星タイタンの湖について、NASAが正式に存在を確認したと発表しました。地球以外の天体の表面に液体が存在することが確認されたのはタイタンが初めてです。タイタンの湖に湛えられている物質は水ではなくて液化炭化水素ですが、天体の表面に液体が存在するということは物質が循環していることを意味しており、液化炭化水素の循環が何を産み出すのかとても興味深いです。


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