| 2001年4月4日に私たち家族にとっての新しい出会いがあった
この日はいつものように買い物の帰りにスーパー内にある
ペットショップへこれまたいつものように寄ってみた
そこでいつもみたいに「あーあの猫かわいい」とか
「こっちのも寝顔がいいよ」とかはしゃいでいた
そんななか一匹のアビシニアンが目に付いた
生まれてから3ヵ月を少し過ぎたところで他の猫より
少しだけ大きく赤ちゃんという感じではなかった
その為か値段も破格ともおもえるものだった
右目が少しだけ半開き状態なのが気になったが
ちょっと風邪気味のためとの事でとりあえず抱かせてもらった
妻はこれでやられてしまったらしい
抱き上げたとたん「みゃー」と鳴きながら小さな手を
力いっぱい伸ばして彼女の顔に向かって登ってきたのである
私が抱いても実に人懐っこく可愛らしく「みゃー」とやる
これでは欲しくならないわけがない
しかし勢いだけで動物を飼うのは良くないし
なんとなくペットショップで動物を買うことに抵抗を感じていた
そこで一度家に戻り冷静に考えてからとのことにした
私は犬は飼ったことがあるが猫は初めて
しかし妻は猫を飼っていたので飼い方などは心得ている
やっぱりこれは出会いだここで飼わないと後悔しそうだ
数時間後にはペットショップに戻り子猫を連れて
餌やゲージに猫トイレを両手いっぱいに抱えて帰ってきた
帰りの車中で妻と子猫の名前をあれこれ相談していた
お互いにあれがいい、それは嫌だとか繰り返していたが
時は4月ここ横須賀では桜が満開であった
帰り道で桜並木を通ったとき妻が「さくらがいい」と言った
これには意義なしでめでたく子猫は「さくら」と命名された
これが我が家に新しい家族が加わった瞬間である
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