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英語学習記
6.英語とドイツ語のスイッチ切り替え時代(03夏)
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@切り替え成功!
長い電話恐怖症時代のトンネルを抜け始めたことに、ふと気づいた。夏に来客が続き、カナダの親戚たちと常に英語でコミュニケーションしなければならないはめになったのがきっかけだろうか。一方で、M氏のお母さんが一ヶ月あまり滞在したので、彼女とは常にドイツ語で会話しなければならないという状況にあった。
うまいぐあいに英語生活とドイツ語生活とがバランスよくミックスされたようだ。
A切り替えの秘訣
あんなに苦しんだ切り替えがなぜできるようになったのか興味深かったので、私なりにその要因をあげてみた。ドイツ語圏にいる日本人のみなさんの英語保持の一ヒントになれば幸いだ。
◆はじめ◆
顔を見て条件反射
これは切り替えのための第一ポイント。家族以外の顔を見たら英語だという条件反射を脳に植え付ける。それにはひたすら練習を繰り返すしかない。一番むずかしいのは家族の中に一人だけカナダ人がいるためにM氏に向かって英語をしゃべらなければならない時。
ちょっとだけ前置き
M氏が最初のころやってたのだが、英語があまりうまくないからご容赦をというような前置きをしてから本題に入っていた。そうすると相手はそのつもりで応対してくれる。私も時々その手を使わせてもらった。「日本からきたばかりで英語がうまくないんです」という具合に。なるほど日本人英語だという構えで人が聞いてくれていると思うと落ち着く。そのうえ日本についての会話に花がさき場がなごむ利点もある。
「英語耳」を準備
テレビを見ていて、ぱっと見始めたときになかなか英語として耳に入ってこないことがある。無意識に「ドイツ語耳」で聞いていたからだとある時気づいた。耳が自然にドイツ語単語を探していた。そこで聞き取り前には「英語耳」を準備することが大切になってくる。「これは英語だぞ」と自分に言い聞かせるだけで随分違う。
始めよければ終わりよし
出だしの単語で英語とドイツ語を取り違えてしまうとアウト。ゆっくりと余裕をもって切り出す。最初うまく出ると後はちゃんと続くことが多い。
◆なか◆
会話途中で質問
相手の表現の中でわからないものがあったら素直に会話途中で質問してみる。また、何と言ってよいかわからないものがあったら、英語では何とよぶのか聞いてみる。前置き手法とにかよっているが、話をスローテンポにもっていくことができる。逆に「意味が分からないからもう一回言って」と言われてもがっくりしないこと。カナダ人同士でさえ、クリアーじゃない時は遠慮なく聞き返す。自分の下手な英語のせいだと思わないようにつとめる。
文のパターンで一気に
一つ一つの単語にこだわらず、常用句などをひとまとまりとして一気にしゃべった方がドイツ語が入り込むすきがない。(考えないでしゃべろ!ということかな)
英語の発音で
今までおろそかにしていた発音。ドイツ語的発音やイントネーションでしゃべってしまうとドイツ語が入り込むきっかけとなることがある。英語の発音とイントネーションでしゃべるように常に努力。
難しく言おうとしない
物事をわかりやすく簡単に説明する癖を普段からつけておく。よく事情を最初から最後まで説明したあとで、やっと言いたいことが出てくるという話法の人がいるが、結論を最初にもっていって、必要であれば理由や解釈を加えるというパターンの方がはるかに相手に伝わりやすい。英語特有の「頭を重くしない」という文性格も忘れないように。It's〜, I think〜 で始まる会話が非常に多い。
◆おわり◆
真似の達人になろう
発音・イントネーション・言い回しを現地の人たちから真似するのが早道。ときには習った(思いこんでいた)ものが実生活ではほとんど使われていないということもある。「伝わる」英語を身につけるには「真似」しかない。
辞書のほこりをはらおう
未だに古い辞書しか持ってないのだが、基本的単語については年月がたっても変わらない。単語の発音やアクセントを確実にするには地道に辞書で確認することも一つの手である。特に英語とドイツ語両方にある単語で、発音・アクセント・綴りなどが異なるものはマークしておく。英語の途中でドイツ語が飛びだしてこないための転ばぬ先の杖。
簡単なチェックをやってみよう
私はときどき頭の中で、同一義の英語文とドイツ語文を思い浮かべてみる。そのとき英語とドイツ語がミックスされずに両方ともスムーズに出てきてくれればOK。これは簡単なトレーニングでもありチェックでもある。
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