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南ドイツの小さな村の年末&年始
静かなクリスマスの後には
小さな村ならではの
地味だけどあたたかい
年末年始がやってきます
小さなコンサート 12月末に村のブラスバンドによる野外演奏があります。(二年に一回らしい)メンバーが4グループに分かれて楽隊を組み、村じゅうの家々をまわって歩きます。一軒一軒の呼び鈴を鳴らして住人が出てきたところで演奏が始まります。その演奏には「良い年末年始をお祈りします」という意味が込められているそうです。村人たちは献金をしたり、お酒をふるまったりします。村のあちこちで演奏がこだまして、活気のある年末を感じさせてくれます。
ジルベスター クリスマスと同じく家族や友人と過ごすのがポピュラーです。朝からあちこちで爆竹の音がします。いよいよ夜がやってきてカウントダウンが近づくと、村中に花火が上がります。大きな街では昼間のように明るくなるほど大規模(ちなみに全て個人もちの花火)なものが延々と続きます。ここの村では、暗闇の中をあちこちでとぎれとぎれにきれいな花火が上がっていきます。とりわけ美しくロマンチックなのは、山の上の教会近辺で上がる花火。写真におさめられなかったのが残念。線香花火だけ撮影できたのでこれで想像してくださいね。(無理か!?)左はバイエルン独特の空砲。
ノイエスヤール めでたく年が明けると、当然ながらゼクトで乾杯!!屋外で花火を眺めながら、または一所に集まってだべりながら・・・
ドイツ人もホロスコープとかの占いもの結構好きです。新しい年を占うブライギーセンは人気が高いようです。スプーンに鉛の固まりをのせて蝋燭の火などであたためて溶かし、水の中に一気に注ぎます。一瞬のうちに固まった鉛の形で運がわかるというもの。ちなみに私のは木の上に象が乗っかっているように見えます。(あくまでも本人の主観で決定し付属の冊子で意味を検索)今年は金運がいいようでニコニコ!
新年のお散歩 新年の朝はゆっくりと動き始めます。あちこちに散乱している花火の残骸が、ちょっと旧年の抜け殻のようにも見えます。ゆっくりした朝食や昼食の後は、新年の散歩にでかける人が多いようです。ドイツ人って本当に散歩ずき。右の写真は午後三時の私の影。この時期の太陽はとっても低いことを気づかせてくれます。
Die heiligen drei Koenige 一月六日は三聖王の日。三人の賢者がキリストが生まれた祝いをもって訪れたことが起源らしいです。(ちなみに彼らの足の骨はケルン大聖堂に納められています)
中世の頃は、"C+M+B"と書いた紙に願い事をしたり、旅のお守りにしたりしていたそうです。
ここあたりではたいていの家の戸口にこの"C+M+B"が白い文字で書かれていますが、これは三聖王の名前に由来するものでもあり、同時に"Christus Mansionem Benedict"→キリストがこの家を祝福しますよう、という意味が込められています。教会の行事の一部としてこの日は「少年部」が仮装をして各戸をまわり、祝福の歌をうたいます。
来年までさよなら 1月6日を境に、クリスマス飾りはしまわれます。樅の木は一斉収集日にきれいにもっていかれます。そして、これから本当に一年で一番暗くて寒い時期がやってくるのです。
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