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第三者による週末とお休みのことレポート
週末 日本もついに2002年度から完全学校5日制が始まりました。ドイツはずいぶん前から土日は当然のようにお休みです。2日休みがあるからといって、普段の倍の宿題がでるわけでもなく、子どもたちはのびのびと週末を過ごします。友だちと遊びの約束をしたり、お泊まりをしたり、けっこう忙しくやっています。でもなんと言っても基本は家庭です。家族単位での行動が中心となります。たまには遠出をしたりもするようです。また、日曜日のお昼ご飯は家族にとってとても大切なもの。特にここバイエルンではそういう習慣が色濃いと思います。
ただし小学校を出るような年になると、家族といっしょの行動よりも友人との約束が優先するようになってきます。日本では、その時期がくるのがもう少し早いかな。
お休み ドイツでは州によって祝祭日や学校の長期休業の設定が違います。え〜っ!と最初は驚きました。ハンブルクはプロテスタント地域なのでキリスト教関係の祝祭日がめちゃ少ないです。ここバイエルンは、ばりばりカトリックの上、長年Cのつく政党が力をもっているためでしょう、祝祭日がやたら多いです。ドイツで働くならバイエルンだなあ〜。(^O^)
長短の差があれども、ひとまとまりのお休みがあるドイツ。ちなみにバイエルンの2002年カレンダーによれば(前後の土日を含みます)
春 オースターンの休暇 16日
プィングステンの休暇 16日
夏 夏休み 47日
秋 秋休み 9日
冬 クリスマス休暇 17日
ということで105日もの休暇があるのです。それに普通の土日68日、それ以外の祝祭日が3日あるので、バイエルンでは今年176日の学校のお休みがあるという計算になります。学校に行く日は189日です。日本の子どもたちは今年何日学校へ行くのでしょうか?
別テーマで詳しく書きたいと思いますが、昨今ドイツの子どもたちの「学力」の低下が心配されています。世界数十カ国の子どもたちを対象に行った「学力テスト」の結果が超悪かったのでドイツは面目まるつぶれ。そのため早急な対策が待たれています。
合理的な休暇ずらし ついでに書きたいと思います。上述したように、ドイツでは州ごとに休暇の時期や期間が違います。特に夏休みは大きな違いがあります。
バイエルンはたいてい毎年遅く、7月の末から9月の中旬までです。一番早いところになると7月を待たずに夏休みという州も。これは結果的(計画的なのだが)に休暇中の旅行ラッシュをやわらげる効果となっています。家族単位で行動するのが基本のドイツですから、大人の仕事だって可能な限り子どもの休暇に合わせて休んじゃいます。日本では有給を消化してしまう人はどれくらいの割合いるのでしょうか?ドイツ人は私の知ってる範囲では、消化しない人の方が少ないと思います。
「ドイツ人は休暇のために働く」とよく言われますが、そういう感覚の大人たちが作った社会の中でまた次の世代の大人たちが育てられるわけです。よくも悪くも「循環」っておそろしいかも。
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