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いわゆるコラム。 |
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踊る編集長御殿、ピチピチお肉ご対面の巻
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あれは忘れもしない4年前、蒸しかえる夏の夜。 当時、「ワンダフルよりトゥナイト2。」派に属していた私の心の師、山本カントクのレポートが映し出されている。 そうその時だ、悪夢のような長い夜が始まったのは。 「ザクッ」鈍い音とともに激痛が右足のつま先を襲う。 どうやら洗濯物のかごに脚を突っ込み切ってしまったようだ。 右足の人さし指と中指の間の裂け目がどうみても、反対の足より深く切れ込んでいる(恐)。 しかも2センチ弱も。勇気を振り絞り、その長い切れ込みの出来た指の間を開いてみた。 もう普通の病院はとっくに閉まってる時間。応急処置として、出血を押さえなくては。寝っ転がって、足を心臓より高く上げる。かなり間抜けな格好で、どうみても独りマングリ返し状態だ。
このとき、もし加藤鷹に攻められていたならば、確実に潮を吹いていただろう。
「どうすればよいのだ。救急車?こんなんで呼べない。いや、でもオロナインでは無理だ。どうする。まず、これは縫わないことには。やっぱり医者行かなきゃダメだよな・・・。」 まずは横浜市救急医療センターに電話してみる。 そう言われ、紹介された番号へ架ける。 だが、大きい病院だと、可愛い看護婦さんが一杯居るはず(妄想)。 「日ノ出町のプリンス」と呼ばれた私の名に傷を付けるわけに行かない。 迷った末、一抹の不安を抱えながらも、その名前もしらない病院へ行く事に決めた。タクシーにケンケンで乗り込み、いざ病院へ。
ところがタクシーの運ちゃんも、 「XX病院?あー、なんかどっかにあったかな。あそこ潰れたんじゃなかったけ。」 地元のタクシー運転手でさえよく知らない救急病院。 「何だ通り過ぎちゃったみたいね。」 運ちゃんそう言うと、一方通行二十キロ制限の道を、四十キロでしかもバックで逆走。ようやく辿り着く事が出来た。 タクシーを降り、足を引きずり院内へ向かう。くすんだ壁。外科の診察室は受付の奥だった。重い扉を開ける。椅子に浅く腰掛けている医者の姿。 四六時中「カール」を手離さそうな小デブキャラだ。 そして脇には、看護婦が一人。
「どうしました。」 「いや、あの、テレビを見て踊ってたらですね、つま先を切ってしまってですね、あの、縫った方がいいのかなーなんて、思ったりして、えーと」 「・・・ふーん。」 果てしなく薄いリアクション。 「縫いますね、痛かったら言って下さい。」 「ああ、えーと、あれ、何でしたっけ、黒いやつ。」 まず一針目。いきなりの激痛が私を襲う。 「イッテェー。先生麻酔効いて無いです。」 父さん母さん御免。 慣れない手付きで縫いすすめる医者。私は体中から脂汗垂らしながら我慢する。 「そうだね、難しいんですよ。指の間なんて縫った事無いんですよね。なかなかね。このカーブに合わせて縫うのが、あっ。」 ああ、僕はもう傷物になってしまった。 一時間後やっとこの悪夢の様な時間から解放された。 言われなくても、もう二度と踊らない。 「ぬぁんじゃこりゃーーーぁっ」 縫い方が緩く、傷口の薄く張った皮がが上下にずれてくっ付きかけているではないか。 「こうなったら自分でやろう。ひとりでできるもん。」悲壮な決意。 抜糸前のくっ付きかけた傷口を力ずくで開く。もちろん激痛。そしてちょっぴり涙。 LOVE涙色。 傷口を慎重にずれないように合わせ、セロテープを貼って再度固定。 私は誓う。もう絶対に、あの病院には行かない。
その前に夜中にテレビ見ながら一人で踊らない。(涙) |
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