白骨温泉に入ろう



今年(04年)は2月に引越し、4月に転勤などで

バタバタとし生活に中々余裕が出来なかった為、

今年になってまだ車で遠出の旅はなし。

6月下旬にまとまった連休が取れたので

久々愛車で日帰りドライブ旅に出掛けることにした。

今回は何処に行こうか色々考えた末に

チョイスしたのは、信州は白骨温泉。

白骨に行く前に乗鞍高原にある三本滝・

善五郎の滝・番所大滝の3つの滝ウォッチング

した後、温泉に浸かるといったプラン。

今回の旅はどんなハプニングが待っているのか。

深夜2時頃に自宅を出発し国道19号線で木曾路へ。
 

熱田神宮が起点の国道19号線




 
国道19号線は途中一部旧中山道を辿っているので馬籠宿・妻籠宿・福島宿

などといった旧宿場町が点在し所々に下の様な看板が立っている。

名古屋の自宅を出発して約3時間、道の駅奈良井木曽の大橋で小休憩。

ここの道の駅は芝生の公園に小さなトイレがあるといった形体で休息に向かない感じ。

道の駅のすぐ隣には奈良井宿の古い町並みが所在し、拙者は車を駐車場に置いて

少し町並みの散策。時間は早朝5時の日の出前で、町に人影はなく

シーンと静まり返っていた。
 
国道脇に立つ看板 道の駅奈良井木曽の大橋
奈良井宿の古い町並み




 


突然の大雨
 
6月下旬の名古屋の気温は30度近くあり、蒸し暑い日

が続いていたが、右の画像を見ての通り木曽の気温

(朝5時)は17度という初夏とは思えない涼しさ。

涼しいというよりむしろ肌寒いくらい。

奈良井宿を後にして国道19号線から県道に道を変え

乗鞍方面へと向かう。

奈良井宿を出て5分ほど走ったところで突然の大雨。

乗鞍に到着しても雨が降り続いていたらどうしようかと

不安に思いながら車を走らす。
雨が降り続く中車を走らせるも途中で眠気が襲ってきたので少し方向を変え

一番近い道の駅に寄り道をし一端休息を取り車内で仮眠。

時間にして1時間くらい寝ただろうか、寒さで目が覚めた。

車内の温度計を見るとエアコンを付けておらず窓は締め切っているのに

21〜22℃という涼しさ。

眠るには少し寒い温度なのでエンジンをかけてヒーターをいれようとしたら!!

エンジンキーを回してもセルが回らずうんともすんともいわない。

バッテリーが上がってしまったのだ!!

原因を調べるとヘッドライトの消し忘れ。

1時間もエンジンを切った状態でヘッドライトを点灯してればバッテリーもあがるよ。

さっきまで寝ていた拙者だが、ピンチ発生で一気に頭の中まで目が覚めた。

すぐにJAFを呼ぼうかと思ったが、少しほおっておけばバッテリーが

回復するかもと甘い考えを抱きダメだった場合にJAFを呼ぶことにした。

バッテーリー上りで身動きとれない我が愛車


道の駅風穴の里
 
バッテリーの回復を待つ間道の駅をぶらぶらして

時間を潰すことに。

ここの道の駅は改めて見たところ、

道の駅風穴の里という名前でした。

「風穴」とは山腹などにあって、夏季低温な風を

吹き出す自然の深い穴ということらしく、

天然の冷蔵庫の様なものと説明してあった。

その風穴なるものが道の駅の施設内に

あるらしいのだが残念なことにまだ営業時間外

だったためにあえなく拝見できず。

またここの道の駅の建物はまだ新しく

一風変わったデザインでした。

そんなこんなで30分ほど経過し、

再度エンジンがかかるか挑戦したところ、

エンジンはかからぬもののセルは回ったので

数回セルを回したところ、運よくエンジンが

始動してくれた。

「神様有難う」と心の中でつぶやき、しばし

アイドリングでバッテリーを充電させた後再出発!
 




 
 
カーナビを頼りに乗鞍三滝を目指し、

まず向かったのは番所大滝。

滝に着いて豪快さにまず驚いた。

滝の落差は40mで前日の雨で増水していたことも

あるが、にしても水量は凄くまた、大きくて

全長がカメラに収まりきらなかった。
(右の番所大滝の2枚目の画像は貼り合せです)

辺り一帯は滝の水飛沫が霧状態になっていて

服が濡れてしまうくらいであったので

かなりマイナスイオンが出ていると思われた。

番所大滝からは上流にかけて渓流沿いに遊歩道が

設けてあり、そこを歩いていくと番所小滝、千間淵へと

続いていて所要約15分とそこそこよい運動になります。
 


番所大滝

 
次に向かったのは善五郎の滝。

ちょっと変わった名前の滝だが、

滝の名前の由来は、

その昔、大野川の里に住む善五郎という者が、

この滝で釣りをしていたところ、釣り針にかかった

大きなイワナに滝つぼへ引きこまれそうになり

命からがら逃げ帰り、里人たちにこの話をした。

それから「善五郎の滝」と言われるようになった

ということらしい。

この滝は落差25mで滝の形からまるで

水のカーテンの様に感じた。
 


善五郎の滝
乗鞍三滝めぐりの最後は三本滝。

この滝は日本の滝百選に選ばれているらしい。

この滝は他の2つの滝に比べて駐車場から

かなり歩かなければならなかった。

いい加減歩き疲れたあたりでようやく滝に到着。

疲れるほど歩いた甲斐のある立派な滝でした。

せせらぎに足を浸してみたら、とても冷たく、

水は大変綺麗に澄んでいました。


三 本 滝


 




 
滝めぐりで歩き回り汗もかいたので

今回の旅本来の目的地へ、いざ白骨!!

白骨に向かう途中の沢渡(さわんど)温泉で

変わった物を発見。

温泉の自動販売機ならぬ、温泉スタンド。

料金は100リットル100円と表示されていた。

ポリタンクにこのお湯を詰めて帰れば

自宅でも温泉が入れるというわけだ。

更に車を走らせると白骨温泉の案内板が立っており、

白骨温泉はもう目前。

 


温泉の自動販売機!?




 
白骨温泉に到着し、車を公共駐車場に駐車。

露天風呂に入る前に、ちょっと付近を

散策することにしました。

まず最初に目に入ったのは、駐車場に

立ち並んでいた御地蔵さんの軍団!?

これは三十三観音"というらしく、

江戸時代に霊泉的効能を得た湯治客の有志が

建立したものらしいです。


 





白骨温泉案内所
 
次に寄ったのは、無数の滝がいくつも流れる

その形から竜が踊っている様に見えることから

名付けられたという竜神の滝。

竜神の滝
 

続いて噴湯丘、これは約3億5千万年前に

温泉が噴出した跡らしく、噴出口周囲に

炭酸石灰を多く含んだ沈殿物が堆積して

出来た物らしいです。

また球状・多面体をした物は球状石灰石

と呼ぶそうで、日本では類例が少なく、

特別天然記念物に指定されてるそうです。
 

噴 湯 丘




 
ひとしきり散策をした後、

お目当ての公共露天風呂へGO。

入浴料500円を払って温泉満喫タイム♪

白骨温泉は鎌倉時代には開湯していたらしく

湯屋が出来たのは江戸時代ということで

「三日入れば三年風邪知らず」

と言われるほど薬効のある名湯。

白骨温泉の代名詞である乳白色のお湯を

目の当たりして拙者は感激でした。

露天風呂のすぐ脇には湯川が流れ、

男湯は外から丸見え状態です。

 

 




   


 
露天風呂で温泉を満喫した後は昼食をとることに。

向かったのは案内所から坂を上った先の高台にある、

球道というお店。

ここはテラスに席が設けてあり

景色を見ながら食事ができる。

拙者が注文したのは、イワナ漁が解禁の期間の

季節限定料理の天然の岩魚塩焼き定食。

遅めの昼食を食べ終わり、温泉に浸かって

心身が満たされ、美味しい料理を食べて

お腹も満たされたところで今回の旅も

なんとか無事終了し帰宅の途に付いた。
 




追 記
乳白色の名湯白骨温泉を満喫しに行ったの今回の旅。
今回の旅の少し後に同温泉の入浴剤使用が発覚したのですが、
白骨温泉のウリであるはずの白い温泉が結局は
アダになってしまった様に感じます。
拙者が何の疑いもなく白い温泉と喜んで入った露天風呂も
入浴剤が使われていたと思うと今は残念です。
温泉好きの拙者としては、この次白骨に行く時には
純粋な本来の白骨の温泉に入れることを楽しみにしています。



  

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